第2回ハロプロ楽曲大賞2003・楽曲部門

本日、投票いたします。

http://coimbra.on.arena.ne.jp/prse/ii/archive/mm/2nd_hlpr_award2003/

私わたなべの投票曲を紹介しましょう。

５位：卒業旅行 〜モーニング娘。旅立つ人に贈る唄〜（１点）

保田さん卒業に激しくショックを受けた私にとっても、そして、この曲を聴くだけでも歌うだけでも涙が自然に流れてしまう止まらないという娘。メンバーにとっても、心に残る忘れられない一曲として、永遠に語り継がれるでしょう。この歌は、2003年春にしか歌えない、聴けない歌。保田さんだけのために、歌われる歌。言い換えれば、この歌を聴くだけで、2003年春の世相等も、走馬灯のように頭の中を駆け巡ることでしょう。保田さんに関する数々の思い出が、脳裏を駆け巡るでしょう。過去を懐かしく振り返るために聴きたいような、聴きたくないような、複雑な気持ちにさせられます。

４位：浮気なハニーパイ（1.5点）

もはや、元々のカントリー娘。とはほど遠い楽曲となってしまいましたが、それを一切考えなければ、いい曲です。軽快すぎるくらい軽快なポップ・サウンドに、これまたポップな振り付け。とくに、穏やかなイメージの紺野さんがはじけ出したのは、この歌からではないでしょうか。こんなに生き生きはじけて踊ってる紺野さんを見るのは初めてでした。あさみ・里田・藤本の歌唱力が個々でも際立っており、ユニゾンでも上手く溶け合っていました。新加入のみうなについてはまだまだ未知数って感は否めませんでしたが、それを差し引いても、この楽曲の完成度は秀逸。2003年の夏の思い出のナンバー。

３位：がんばっちゃえ！（２点）

後ろのキッズの声が余計だ、いらない、まずこの曲を聴いての第一印象がそれ。しかし、それが実は良い意味での隠し味になっているのだ。あくまでメインは、娘。本体＋ごっちん。そう割り切れば、いい曲です。寒い冬から、暖かい春へ、そんな季節に移行しようとする時期に、この曲をいっぱいいっぱい聴いた。新しい季節に向けて、新しくやってくる新年度に向けて、「がんばろう！」「やる気を出そう！」そんな私の気持ちを奮い立たせるため、この曲を何度も何度も聴いたっけ。ぜひ普通のＣＤシングルとして、出して欲しかったものだが。私たちが求めている楽曲は「凝ったサウンド」「マニアックな世界」でも何でもない。聴きやすくて、歌いやすくて、覚えやすい、そんな楽曲を私たちは聴きたいのだ。

２位：赤いフリージア（2.5点）

メロン記念日が大きくブレイクした2003年初春。「赤いフリージア」のキャッチーでポップなサウンドを通して、柴ちゃんを中心としたボーカル構成、それでいて、音的にも画像的にも、ちゃんと４人が４人すべて自分の役割を果たしている、そのことが認知されたのではないでしょうか。“もうすぐ１年になるわ”とは、同作品リリース１年前に発売された「さぁ恋」からの１年、と考えていいのでしょうか。そう、メロンは世間的に認知されたのはごく最近なのですが、もう何枚もシングルを出しているのです。メロン記念日の楽曲を通してのストーリーは、３年以上前から続いてるんです。今年２月の同シングル発売記念イベント、2003年の思い出の一つです。

１位：愛の園 〜Touch My Heart！〜（３点）

田中さんがここまで出るとは思わなかった。その脇を固める役割を、石川さん・藤本さんが担うことになろうとは。小川さんも結構、歌ってます。辻・飯田が意外と目立っていません。道重はほとんど歌ってませんが、なぜか存在感はあります。そんなマッチしているようでミスマッチにも見えるおとめ組の構成ですが、娘。本体より激しいダンサブルな楽曲を、しっかりと表現できています。ボーカルのパートはそれぞれバラバラですが、自分に任されたパートはしっかり歌いきれており、ダンスも揃っていて、完成度はピカイチ。とくに田中のボーカルは秀逸。“おねだりしてくれていいよ〜♪”“100年たって地球で暮らしても〜♪”“私が邪魔ならば♪”このフレーズ、田中さんにしか歌えない。「シャボン玉」に続き、センターフィルダーの低位置を手中にしたその実力は、今後さらに伸びていくだろう。すでに2004年が楽しみです。