つんくさんは責めないでくださいね。つんくさんが悪いわけじゃありませんからね皆さん。

2002年8月1日のANNSでの、矢口さんの発言。
こういうこと、本当はアーティスト本人に言わせちゃいけないんだけどねー。つんく♂さんのような立場の人が、本来、責任を取る義務を負う人物ですから。しかしながら、矢口さんはこういうところで、異常なくらい、そこまでしなくていいのにっていうくらい、気を使う(使い過ぎる)人なので、言わずにいられなかったのでしょう。いろいろな方々の意見も踏まえながら憶測してみても、あの日の大改革が、つんく♂発信でないことは理解できますし納得できます。そのことは、私自身、当時もわかっていました。でも・・・・・主としてコメントを発しているのが、ほかならぬ、つんく♂さんであった点が不満ではありました。怒りの矛先がつんく♂さんに行ってしまうことは、矢口さんならずとも、すんなり憶測できます。改革そのものに対して、納得しきれずとも受け入れざるを得ない、矢口さんの心境は、推測するにあまりあります。とにかく、さまざまな人たちが、さまざまな心境を持ち、さまざまな感想を持った、この出来事。それぞれに心中はあまりに複雑で、私自身も、ここでどう表現し語ればいいのか、約1年半たった今もうまくまとめられませんし、何と言っていいかわかりません。とにかく「複雑」としか表現しようがないのです。文字通り「混乱期」だった、あの頃。何に向かってこの思いをぶつけていいのかわからず、コメントを述べているつんく♂さんに怒りたくなったのも事実です。
でも・・・・・
冒頭の矢口さんのコメントを聞かされちゃ、思いとどまるしかないじゃないですか。矢口さんがそこまで言うんなら・・・・・って、ね。きっと、単なる表面的な擁護ではないと思う。当然、改革までの過程の真相はある程度わかっているはずですし、きっと、私たちと同じで、「複雑」としか言いようのない心境だったのだろうと思うんですよ。多分、私と同じ理由で、抑え切れない怒りや哀しさを、精一杯我慢して抑えた人って、いっぱいいると思うんです。少なくとも、当時は。矢口さんがいうことだから、まんま従うってわけじゃありません。矢口さん発信のことばが正論と理解し、共感できたから、こそなんですよ。


そんなことを思い出しました。これを読んだ皆さん、自分ならどう考えるべきか、私みたいに今一度思い直してみませんか。今一度、冷静になってみませんか。
なお、「7.31」については、その日がやってきたときに、あらためて振り返り考察してみたいと思っています。