ハロプロ低年齢化に思うこと

那華さんとこの、2月1日付の日記より。

特に危険だと思うのは、「小学生は無しだろう」という人。
あー、そう言ってる人はわりと危険だと思うです。
来年くらいにはキッズヲタになってるかも。

現時点でヲタやっている人が、ハロプロ所属タレントが低年齢層化してきていることに、
適応してきている人が多いという事実を無視できない。

4年くらい前に、後藤や辻と加護が新メンバーに決定した時。
ありえないと言っていた人はもっといっぱいいましたよ?
キッズが入ってヲタやめた人よりも、てヲタをやめた人多かったと記憶している。
(ま、母数が多いってのと、メンバーの変遷について
当時が最大の転換期だったって言うのもあるけど)

でも今あの三人が入った事を、ありえないと思っている人はいない。
(真性のアンチなら知らんが)
三人で新規に獲得したファンの数の方が、オリメンが獲得したファンよりも多いだろうし。

でも、あの時は、みんな最初は15歳以下なんてありえないと思ってたんだから。
その流れから行くと今小学生云々言っている人は
2年後くらいには「幼稚園児はありえねーだろー」と言ってるに違いない。

あとは、もう嗜好の問題だし。
15歳以上のファンの中にだって、誰々推しがいるってのと同じような構図でしょ。

炉だからというのは通用しないわな。
キッズが許容できないならちゃんと考えておかないとやばいゆ?
ヲタって、時間がたつと色々許容する生き物だからね。

これに対する、私のメールでのレスポンス。

同感です。私も後藤・辻加護、ありえねーと思っていた一人。しかし、彼女らの才能を素直に認め、程なく受け入れました。っていうか、それ以前の明日香も中学生だったですものねー。 ただ、後藤加入でファンが増えた説は支持しますが、辻加護の場合、ファンが増えたのではなく、既存のファンが辻加護を受け入れたんじゃないかな、と思ってます、どちらかっていうと。どうでしょう?詳しくはhttp://d.hatena.ne.jp/h_watanabe/20040107#p2で語ってます。

さらに、このメールに対する那華さんのお返事。

4期は新たにファンを増やしたと思います。
わたなべさんが言われているようにミニモニ。(小学生ファン)についてもそうですが。
それ以外にも皆無ではないと思います。
(といいますか、ミニモニンのメインターゲットである小・中学生が、娘。本体に対
する興味が零であるとは思いませんし)

(中略)
それと、4期自身が引っ張って来た客ではなくても、
4期と既存メンバーが一緒になっている様子を見て(いわゆる黄金の9人時代しかり)
興味を持った人は多いと思います。
ラブマの時よりも、4期加入後の方が、バラエティに富んでいて楽しそうなグループ
だなと思った人もいるでしょうし。
(あと、グループの雰囲気が変った事で減っているファンも相当いるとは思いますので、
その中でピースくらいまではセールスを維持できたのも、新規のファンが獲得できた
からだと思います)
少なからず増えたのではないかと。
(ファンの増加はご指摘のように後藤のときの方が多いとは思いますが、
4期の功績も認めたいなァと思っているのですよ)
自分が、サイトで書いたのはそういう意図です。

あとは自分の周囲で、ラブマの時は単にブームとして娘。の存在を感じていたが、
ファンになったのは4期以降、という人が多いからかもしれません。

それに対する私のメールレス。

なるほど、「4期が新たにファンを増やした説」にまつわる様々な話題、納得できます。お子様のファン=本体のファンという説ですが、これは、2001年前半に開催されたMUSIXのモー娘。甲子園(なりきりモー娘。)でお子様が出たとき、ミニモニだけでなくハピサマ〜恋レボの本体の楽曲も真似してたんですよね。今思えば、これは、一般的なお子様ミニモニファンの典型なのかも知れないな、なんて思い直しました。もっとも、それ以降もファンを続けているか?については、他の一般層モー娘。ファンと一緒なのでしょう。

4期の功績は確かに大きいと思います。それは私も思っていました。それは、ファン層以外のところで、仰るとおりグループの雰囲気を変えた点もありますし、そして私がもう一つ思うのは、辻加護のような明らかにコドモっぽい面子も、実力で既存のファンに認めさせた点でしょう。(後藤や明日香については、ルックスや歌唱が大人びてましたし、最初から受け入れやすかったと思います。)なるほど、ファン層もいくらか増えてはいるのか、その理論には納得しています。

これで完結した答えが出たわけではない、しかし、私の考えがより深まったことは事実。今回は先方の了解を得てメールでのやりとりを掲載してみましたが、最近、メールやBBSで積極的に論議を深めることが多くなりました。こういうのは私は好きです。いろんな人の意見をききたいし、自分の意見もきいて欲しいし。これをご覧の皆様のご意見もきいてみたいものです。逆に、あなたのサイトにおじゃますることもあるかも知れません。