プライドって何?

各局のニュースを見てると、何だか痛々しくて。もはや、「上」に立つ人って言うのは、何をやっても、こうやって批判や非難を浴びながら、やっていかなくてはいけなんだなと思いました。この先、どんなことがあっても、小泉さんがこうやって厳しいことを言われ続けるのだと思います。私の身内に該当の被害者がいないから、こうやって客観的に見て意見を言うことができるのかも知れませんが、それにしても、今回の家族の皆さんの発言は、あまりにも痛すぎます。こういう罵倒を浴びせられるのは本当にキツイ、かなりの強心臓じゃないと、つとまりませんね。少なくとも私には、絶対にできません。「小泉さんは、私たちの気持ちがまったくわかっていない」言う側は勝手だし、それが本音だと思いますので、私はとやかくいうつもりはありません。それを全部受け止めて堂々としている小泉さんを、私が凄いと思いますし、だからこそ、今の地位に立つことができるのだと思います。
こういう「汚れ役」がいなければ、世の中はまわらない。誰にでもできるものではないし、おそらく、やりたいと思う人も少ないと思う。私は、できることならば、そんな大役をつとめられるほどの強心臓が欲しい。多分、絶対に無理でしょうね。今の職場でも、まず、トップには立てないと思います。私はせいぜい、一従業員として、生涯ずっと現場で働くほうが性に合っているかもしれません。それほど、人の上に立つっていうのは厳しいことなんです。今日の一連のニュースを見るだけで、心が痛く、見るのもイヤになってくるほどの弱心臓な私に、そんな仕事ができるわけがないな、と痛感しました。