礒部プロテクト問題の真相

もっとほかに、言い方があるだろうと言いたい。
「チーム愛がない」人物にされてしまった礒部
「熱意のない人」にされてしまった礒部。
管理人わたなべの見解としては、礒部は楽天に行っていいと思います。
移籍先の決定については、小泉社長との面談を通して、可能な限り選手の希望に配慮するということで、9月の最後のストを回避することになったはず。また、オリックスバファローズにとって必要な選手であれば、誠心誠意、説得をして、選手が納得がいく形でプロテクトすることになっていたはず。これは、合併が決定したときに、取り決めたことです。
ここで疑問に思うのが、

  • 小泉社長は、本当に全選手と面談をしたのか?
  • その際、オリックスバファローズのビジョンを選手に示し、納得はしたのか?
  • 全選手の希望はきいたのか?
  • 選手の希望に沿えない場合、説得をして、選手は納得したのか?
  • 何より、選手一人ひとりは、移籍先の決定についての原則について、理解しているのか?

上記のどれかが欠けているような気がしてならない。
礒部のプロテクト回避は、おかしな話ではないと思います。少なくとも礒部に関しては、何度も何度も面談をして説得を続けたと言うのは、報道からも伝わってきます。「どんなに説得しても、オリックスバファローズでプレーすると納得させるのが不可能」「どんなにいいビジョンを語っても、オリックスバファローズでプレーできないという礒部の意思は揺るがない」そう判断して、礒部の頑なな決心を受け入れたということなのでしょう。やるべきことをすべてやった、礒部に関してはそう伝わってきます。それと、確かにオリックスブルーウェーブは消滅しますし、それによってブルーウェーブの選手も傷ついていると思いますが、大阪近鉄バファローズの選手の思いは、もはや私たちには計り知れないものなんです。「近鉄選手のエゴ」と発言したブルーウェーブの選手もいたとききます。確かにそう言われても仕方がないことだと思います。大阪近鉄の選手の気持ちは、当該選手にしか理解できませんから。だから、発言したブルーウェーブの選手を責めようとは思いませんが、正直言って、すごく見苦しいです。醜いです。
ここで問題なのは、

  • 中村GMが、機密事項を漏らしてしまったこと。
  • 中村GMが、礒部を「熱意がない人物」などと誹謗中絶したこと。
  • 小泉社長は、面談で選手一人ひとりを納得させることができていたのか?

また、

  • 選手一人ひとりに、今回の選手会の決定事項がきちんと伝わっているのか?

また、こうも受け取れるぞ。

  • プロテクトしなかった人=熱意のない人物という中村GMの理屈。

言い方があまりにまずすぎる。少なくとも、楽天行きになった選手は、全員プロテクトでないっていうのは、誰にでもわかることなんですよ。いくら、公表を一切しないって言っても。
とにかく、見苦しいです。醜いです。もう、何もかもバラバラです。選手一人ひとりの気持ちも。連絡事項もきちんと伝わらない。社長・GMの意図を、選手一人ひとりが理解できていない。意識統一も満足にできない。大阪近鉄の重い立場にある選手を名指しで罵倒するなど、すごく雰囲気が悪いです。これでは、3年連続最下位になっても仕方がない。結局、ブルーウェーブって、こういうチームだったんですよ。
こんなチームを、私たちファンは、これから支えていかねばならない。ものすごい覚悟がいります。