やるのは選手ですから。

コーチの出来高制。
コーチ陣のモチベーションをあげたいという意図はわからないでもないんですが。経済的にもつのか、という心配が一つ。そして、もう一つ大きな心配は、これでコーチの皆さんが「俺が、俺が」と精力的になりすぎてしまってはどうか、とも思うのです。あくまで、選手の皆さんが気持ち良くグラウンドに立てて、力を発揮できることのほうが大事です。結果が出るかどうか、それは選手の特性によって、千差万別です。結果を急ぐ余り、じっくり伸びるタイプの選手を急かしたり、潰したりということがあってはなりません。自分で「どうしたらうまくなるか」を、選手自身にじっくり考えさせることも必要であり、理解してもらうには時間が必要です。コーチが「自分が教えた証しを残したい」と必要以上にいじり、潰してしまうこともあります。それだけ、「指導する」「教える」ことは、単純なものではないんです。そもそも、コーチが「評価されよう」と躍起になること自体、邪念が入っていると思います。高く評価されるべきは、選手。選手のほうが給料が多いのは当然ですし、選手が高い評価を得てもらうために、コーチは頑張るべき。お金をたくさん稼ぐことが、目標として先行してしまうコーチは、コーチをやるべきじゃないと思います。あくまで、選手を育てることそのものに、生きがいを感じて欲しい。