ピッチャー岩隈・背番号21

緊急企画!「岩隈はこんな選手」
入団発表が行われた今日2005年1月19日は、公式応援歌「THE マンパワー!!!」の発売日でもあります。何か運命的なものを感じませんか?
岩隈といえば、言わずと知れた大阪近鉄のイケメン投手。2000年、大阪近鉄バファローズに入団。岩隈が出始めたのは、2001年。大阪近鉄が最後に優勝した年です。たった9試合の出場で、プロ初勝利を含めた4勝(2敗)に終わりましたが、その甘いルックスから、バファローズファンのギャルの間で、一気に人気が急上昇しました。翌2002年は23試合と一気に出場機会が増え、2003年には初の2桁勝利(15勝10敗)、そして昨年2004年は、なんと15勝2敗。岩隈が投げれば、かなりの可能性で勝つ(負けない)という“神話”まで生まれました。昨年は合併騒動などで野球に集中できない環境にあったにも関わらず、この好成績は立派です。しかし健闘むなしく大阪近鉄バファローズは“消滅”、皮肉にも岩隈は、大阪近鉄で最後の「エース」となってしまいました。
どの球団の編成担当からも高く評価されている岩隈を、合併球団・オリックスバファローズが放っておくわけがありませんでした。オリックスは岩隈を必要な戦力として「プロテクト」して、一度はオリックスバファローズの選手になりました。しかし、岩隈本人の「楽天でやりたい」という希望が強く、最終的にオリックスは、岩隈の希望を尊重して、東北楽天ゴールデンイーグルスに譲ることにしました。
1月17日、書類上の、移籍の手続きが正式に完了しました。オリックスバファローズを「退団」、そして、東北楽天ゴールデンイーグルスに「入団」。これだけでも、楽天イーグルスが一気に強くなったといっても過言ではありません。彼の今年の目標は、背番号と同じ「21勝」。チームとしても、彼を「エース」と位置付け、高く期待しています。期待を裏切らない活躍をすれば、結成1年目からのプレーオフ進出も夢ではありません。
大阪近鉄を応援してくれたファンのために。今年から楽天を応援するファンのために。そして、自分の希望を貫き通した自分自身のために。岩隈は、今年から気分も新たに頑張ります。“幻のオリックスバファローズのエース”岩隈久志が、真の楽天のエースになれますように。ご声援の程、よろしくお願いします。