今日の試合を振り返って

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結果的には11点もとって大味な試合展開でしたが、その結果以上に、内容が良かった。16安打、うち二塁打4本、三塁打1本、チーム打率は3割9分、とにかく打って打って打ちまくった、そんな試合だったと思います。意外だったのは、平野と早川の内野安打以外に、いわゆる「小技」がみれなかったんですよね。失敗を恐れずにバットを振りぬく場面が多く見られました。三振するにしても、ほとんどが空振り三振でした。2つの見逃し三振が出てしまった場面は、ともに試合終盤で、いわゆる「セットアッパー」「抑え」の力でねじふせるピッチャー相手だったから仕方がない。その試合終盤、7回以降は1本もヒットが出なかったのも、同様の理由で仕方がない。ガルシアが4打数無安打で3三振だったのも、故障明け(まだ癒えてない?)で実戦勘が鈍っていたから仕方がない。それよりも、16本もの安打、11点もの得点を、6回までに打てた点を、高く評価したい。それまでに点をとっておけば、そのまま勝てる可能性も高いですから。相手投手、とくに先発陣はまだ調整段階であるということは差し引いても、とりあえずは結果が出たのでいいんじゃないでしょうか。チームに勢いがつきますからね。
投手陣に目を向けると、まずは山本。3回で本塁打を食らったあとに連打されたのが、いただけませんね。もしここで連打されなかったら、もう少し投げさせてもらえたのかな。次回登板時は、ぜひ先発で5回まで投げて欲しい。続いて近藤、こちらは本塁打二塁打といきなり打ち込まれましたが、そのあとをきっちり抑えて、失点を増やさなかったのは良かった。たった1イニングでしたが、試合をつくることは、できていたと思います。先発向きのピッチングでした。野村は、いわゆる「ワンポイント」的な起用だったのでしょうか。最低限の仕事はできたと思います。吉川。野村が出した走者を返してしまった点がマイナス。萩原は、普通にセットアッパーとしての仕事ができていました。松村は、控え選手相手とはいえ、三振を2つも奪ったのが高評価。町は、もっと勇気をもって、ストライクを投げたらいいんだけどね。場数を踏んで、コントロールを磨いてください。
とくに投手陣に課題は残りますが、思っていたよりは点をとられずにすみました。明日以降も、打者の皆さんが打ちまくって、ピッチャーを勝たせてあげて欲しいと思います。



あと、自分はこれスカイAで見たんですが、関西圏の地上波で見ないで良かったと思った。阪神の画像ばっかりで、オリックスバファローズが大幅に端折られてるらしいぜ。