マック鈴木、再び異国の地へ

ドミニカ共和国のウインターリーグでプレーしているマック鈴木投手

日本では、投げやりになった部分もあった。

日本の野球に合わない部分があったかも。バントが多く緻密(ちみつ)だったり、力対力の勝負じゃない部分があった。拘束時間の長さとチームの集団行動にもなれなかった。選手はプレーボールからが仕事で、そこまでは自己管理と自己責任だと思って来たので。

とにかく、登板数が少なくつらかった。けががないのに野球ができないのは初めてだった。周りには、2〜3か月登板せず解雇される若手投手もたくさんいた。複雑な気持ちでユニホームを脱いでいくので、かわいそうだと思った。

やっぱり、そうだったのか・・・・・
今年の4月、ウエスタンリーグの試合を観に行ったときのマックには、やる気がまったく感じられなかった。
日本の野球というか、オリックスの野球に合わなかった面はあるだろうね。
奇しくも、チームの雰囲気が悪くなり始める頃に、入団してしまいましたから。
自己管理を推奨していた石毛宏典監督は、マックが入団してほどなく退団してしちゃったしね・・・
その石毛監督に拾ってもらったのにね。
とにかく、入団した時期が悪かったとしかいいようがありません。
ああいう環境じゃ、普通、意気消沈するわな・・・・・



ブルーウェーブ、そして、バファローズではいい思い出はなかったかも知れない。
しかし、まったく違う野球を経験したことは、今後の野球人生ではプラスになると思う。きっと。

日本でダメだったはずの僕が、米国で結果を出す姿を見せたい。それが現実になったら面白いじゃないですか(笑)

健闘を祈る。メジャーリーガーとして、再びはばたけ、マック!