こんなサヨナラ勝利見たことない

京セラドーム大阪・オリックスバファローズvs西武ライオンズ



最後の最後で。
まさか、あんな勝ち方をするとは・・・・・

9回裏

ライオンズの3点リードで迎えた9回裏の、バファローズの攻撃。
ピッチャーはこの回から西武の守護神・小野寺。

  • 下山

見逃し、見逃し、ボール、ボール、ファール、ボール、ボール。四球出塁。
無死一塁。

見逃し、空振り、ファール、牽制のポーズ、ボール、ショートゴロ。二塁のみアウト。
一死一塁。

  • 塩崎

ボール、レフト前ヒット。
一死一二塁。

  • 北川

ライトスタンドからは「丑男」
ボール、見逃し、ボール、ファール、右中間へのヒット。
二塁走者・村松がホームイン!ライオンズのリードは2点に。
北川の代走・森山が一塁走者に。
一死一三塁。

  • 清原

引き続き「丑男」
牽制のポーズ、ボール、ファール、ボール、空振り、一塁牽制、一塁牽制、ボール、ボール。四球出塁。
清原の代走・坂口が一塁走者に。
一死満塁。

  • 中村

ライトスタンドからは「ノリチャンス」
見逃し、ボール、ボール、三遊間を転がるライトへのヒット。
三塁走者・塩崎と二塁走者・森山がホームイン!同点!
一死一二塁。

  • 水口

ライトスタンドからは「丑男」
ボール、ボール、ライト前ヒット。
一死満塁。

引き続き「丑男」
ボール、ファール、ボール、左翼線を転がるレフトへのヒット。
三塁走者・坂口がホームイン!
1点勝ち越し
サヨナラ!




絵に描いたような“つなぎ”の攻撃でした。
先頭打者・下山が打席に立ってから、
最後の走者・坂口が帰還するまでの間、
時間にして23分間。
この間、ライトスタンドのボルテージが下がった瞬間は、一瞬もありませんでした。
イニング開始時点では、3点のビハインド。
そりゃ勝ったほうがいい、でも勝てるわけないだろ・・・・・内心は、そう思っていたのにね。
どんなにチャンスができても・・・追加点を奪っても・・・まさか、勝てるとは思ってはいなかった。
それなのに、ライトスタンドは異常に盛り上がっていた。
理由は・・・すこしでも面白いプレーを、1つでも多く見たかったから。
その面白いプレー1つ1つの積み重ねで・・・・・まさか、こんなに点が取れるとは。
しかも、9回裏で。
こういうことって、あるんだ。
嬉しいというよりも。
「不思議」でしたね、何か。



結果よりも何よりも。
少しでも長く、楽しい時間を過ごせたことのほうが嬉しかったです。