涙のヒーローインタビュー〜塩崎真

ホント・・・最後、ベンチと、自分自身と、ファンの皆さんの、気持ちでね・・・打てたもんだったと、思います。

あの・・・その前の水口さんのやつがヒットだと思って、一生懸命、三塁ランナーを迎え入れる準備してたんで、自分の準備のほうが遅れたんですけど。

打った瞬間は下向いて、もう、とりあえずファーストまで全力で走ろうと思って、走ってたんで、あのー・・・皆さんの歓声を聞いて・・・・・何が起きたか、本当は、実はわからなかったんです。

ホント、今日・・・こういう、チームが苦しい中、平野が一生懸命投げてたんですけど・・・僕のミスもありまして・・・リードを許す展開になって・・・ホント、最後、こういう形で、自分のところに、チャンスが回ってきたんで、もう・・・平野に勝ちはつかなかったですけど、どうにかして、勝ちたいという、ただ、それだけの気持ちでしたね。

お昼の暑い中から、このようにたくさんのファンの方々にスタンドに足を運んでいただいて・・・苦しい試合が続いて、僕らも歯がゆい思いをしてるんですけども、ホントに、今日も、試合前に、みんなで話したんですけども、「僕らは好きな野球を、やってるんで、一生懸命、その好きな野球を、ファンの皆さんの前でやろうじゃないか」って言ったんですけど、いい勝ち方ができたんで、チームとして、非常にうれしいと思います。