八木君よ。君こそ、2006年のパ・リーグ“ナンバー1”ルーキーだ!

北海道日本ハムファイターズが、限りなく「奇跡」に近いサヨナラで、2006年のパシフィックリーグ優勝を決めました。
サヨナラヒットを打った稲葉。
サヨナラのホームインを決めた森本稀哲
彼らが「ヒーロー」なのは紛れもない事実です。
しかし。
私はこう考える。
9イニングを“完封”で投げきり、試合をリズムをつくった八木智哉投手こそ、
この優勝決定試合の、真の「ヒーロー」ではないかと。




八木君のプロ初登板は、2006年3月31日。
スカイマークスタジアムの今季開幕戦です。
プロ初登板・初先発で、プロ初勝利という荒業を、神戸の地で成し遂げて、
自分はその光景を目の当たりにしました。
このときから、八木って凄い!素直にそう思ったことを、昨日のことのように覚えています。
その八木君が、リーグ優勝決定試合の勝ち投手に。運命的なものを感じています。



また、八木君といえば、わがオリックスバファローズの新人右腕・平野佳寿投手とも親友です。
平野は謙遜して「(自分たちは)八木世代」なんて言っていますが、
優勝経験で先を越されてしまい、本当に、八木君はこの世代を代表する選手になりました。
今日の平野が、八木君の携帯に早速おめでとうメールを送ったであろうことは、容易く想像できます。
そして、平野はきっと、誇りに思っているだろう。
自分の大親友が、優勝決定試合で投げた凄いピッチャーだということを。





ルーキーイヤーにさまざまな偉業を成し遂げた八木君に、心より脱帽!
ひとまず今日は、勝利の美酒に思う存分酔いしれて欲しい。





重ね重ね言う。
八木君こそ、2006年・パシフィックリーグを代表するゴールデンルーキーだ!