Bs Fan−Festa 2006(スカイマークスタジアム)

オリックス・バファローズとしては初めての、「ファン感謝イベント」です。
自分は先日、高知へ秋季キャンプ見学に行ってきたわけですが
スカイマークで選手の皆さんを見るのは、公式戦終了以来、2ヶ月ぶりとなります。
いつも球場で出会うオリックスファンの皆さんと出会うのも、2ヶ月ぶり。
みんな変わらず、元気でいてくれて何よりです。
さて、イベントには、ほとんどの選手がグラウンドに姿を現しています。
早川もトレードの公示はまだなので、オリックスのユニフォーム姿で、他の選手と同じように参加していました。
言い換えれば。
この今日のイベントが、「オリックスの早川」最後の仕事になったんですよね・・・
そんなことを気にすることもないほど、今日のイベントではいっぱい笑いました。

ガチンコ!ソフトボール対決 バファローズvs神戸野田高校

全国3位の実力校「神戸野田高校ソフトボール部」と、バファローズ選手との真剣勝負です。
とくに、神戸野田のエースと平野恵一の対決は見応えありました。
最初に打席に立ったとき、極端に(強引に?)ストライクゾーンを狭めるフォームで爆笑を呼んだり、
厳しい判定のたびに、審判(吉川勝成)にアピールしたり、
内野ゴロを打って、明らかにアウトだったが、一塁へと果敢な(無謀な?)ヘッドスライディング、
アウトになってヘルメットを叩きつける姿・・・
これには笑いました。
平野がここまでパフォーマンスをやるとは。
怪我で長期離脱して以来、なにか平野もふっきれたようです。

爆笑トークショー

出演
川越英隆吉井理人清原和博中村紀洋北川博敏

こんなビッグネームだらけで、どうやって爆笑を引き出すんでしょうか。
進行役のロザンも、やりにくかったことでしょう。
とりあえず、自分が覚えているのは
清原「ロザン、さむい。おもんない」
これだけ・・・・・

ジェスチャーゲーム

バファローズ選手とファン代表による楽しいゲームです。
ファン代表が何かコメントするたびにズッコケる早川。
とにかく何かしたくて(笑いをとりたくて?)仕方ないんだな・・・・・
早川がやったジェスチャーは「ロッキー」「ロックンロール」
いきなりロッキー山脈のジェスチャーやるとかいうボケを披露したり、
ロックンロールのときは何かわからない踊りをして回答者がパスせざるを得なくなったり
今日が「特別な日」だからでは決してなく、
もともと早川って、こんなヤツなんだよな・・・・・

お昼の休憩

ランチタイムを利用して、選手の皆さんが飲食売店のお手伝いをしていました。
阿部健太、町、近藤、横山、嶋村、柴田亮輔、吉良・・・・・若手の選手が中心。
自分は、阿部健太から焼きそばを売ってもらいました。
そして。
もっとも驚いたのは・・・・・
なんと!
ユウキがビールの売り子さんをやっていたのです。
自分もすかさずユウキから1杯購入。
午後の部が始まっても、観客席に紛れ込んでビールを売り歩いていました。

バファローズvs吉本軍団 炎の七番勝負

一番面白かったのは、ノック対決でした。
見本として、阿部真宏のノックを平野恵一が受ける(はずだった)場面がありましたが。
アベチャン、ノックがまったくできないらしい・・・・・
それを知ってか知らずか(知っていた?)
平野は、センターの思いっきり深いところ、バックスクリーン付近で守備に就いていました。
てか、絶対にアベチャンが打てないことわかってただろ・・・
当然、アベチャンの打球は外野まで飛ばず。
平野がバックスクリーンのフェンスによじ登り、グラブを掲げ、
その後はどこ?どこ?とバックスクリーンを見回す。これには笑った笑った。
アベチャンが放つ(はずだった)2球目は空振り。
あまりの恥ずかしさにベンチに走って戻り、ノックは断念。
ボケでもなんでもなく、本当にできないんだな・・・・
結局、ノックは北川が急遽、担当することに。普通に上手かったです。
ますます立場がなくなり、ベンチで頭を抱えていたアベチャンを見逃しませんでした。

終わりました。

とまあ、ここには書ききれないほどのさまざまな楽しいイベントで、
あっという間に3時間が過ぎました。
短い時間でしたが、たくさん笑わせてもらいました。
選手の皆さん、スタッフの皆さんに、心より感謝したい気持ちでいっぱいです。








早川大輔選手の移籍に関するアナウンスや、セレモニーの類は一切無し。
まあ、それでいいだろう。
最後にしんみりしてお別れするっていうのも、早川らしくないしね。
やはり、早川には「笑い」がよく似合う。
最後の最後まで、早川らしく、私たちを心の底から笑わせてくれました。
この今日一日の振る舞いが、私たちファンに対する“メッセージ”だったのかも知れません。



そして・・・・・
イベントを全て終えて。
早川は、全選手中で一番最後までグラウンドに残ってファンサービスに応え、
一番最後に、グラウンドから去ったのでした。
その瞬間。
内野スタンドで、早川がベンチに下がるのを待っていたあるファンのこどもに、
ある形で“メッセージ”を残してくれました。
そのメッセージは、自分も見させてもらいました。
これは、すべてのバファローズファン、ブルーウェーブファンに宛てたメッセージなのだろう。
このメッセージを、ぜひ・・・
すべてのオリックスバファローズのファンに、
すべてのブルーウェーブファンに、
すべての“早川大輔”ファンに知ってもらいたい。
早川の気持ちを、受け止めてもらいたい。
ここに紹介して、今日のファン感謝イベントのレポートを終えたいと思います。


五年間
有難う



37 早川大輔