惜別球人(スポーツニッポン)

ただいまスポニチで連載中の「惜別球人」
http://www.sponichi.co.jp/baseball/npb/2006/sekibetsu/index.html

戸叶尚投手

イーグルス創設当初。
ある選手の「合コン」発言が物議を醸したことを覚えている人は多いと思いますが。
その発言元が戸叶であることを、どれだけの人が覚えているのでしょうか。
戸叶とは、そういう選手なのだ。
ヤンチャなお調子者。
ブルーウェーブの時から、戸叶はそうでした。
第二の人生は、野球解説者として再出発するそうです。

金田政彦投手

「2002年最優秀防御率
球史に永遠に残り続ける“勲章”を、たった一度ではあったが手に入れたカネさんは、
ブルーウェーブ随一の「ムードメーカー」でもありました。
それだけに、楽天への移籍を非常に惜しんだことを覚えています。
イーグルス元年、フルスタ開幕3戦目の2005年4月3日。
無死満塁の場面で登板し、最小失点で抑えるピッチングは見応えありました。
また、この試合はモーニング娘。もビジョンを通して見守っていました。
彼女たちの前で、いいところを見せてくれたのは嬉しかったですね。
第二の人生は、ソフトバンクの打撃投手として再出発します。

吉原孝介捕手

これは人伝に聞いた話ですが。
吉原さんは、9月の時点で既に引退を決意していたどころか、
野球からも完全に離れて、別の道に進むつもりだったそうです。
その「噂」に自分は耳を疑いました。
ベテランながら二軍で若い選手と一緒に、まったく腐ることなく汗を流す姿を見れば、
「将来の指導者候補」なことは、誰の目から見ても明らかだったからです。
吉原さんは私たちが思っているほど、自分がコーチとして必要とされているとは思っていなかったのでしょう。
蓋を開ければ・・・・・
もうすでに、吉原さんはサーパスのコーチに就任しています。
吉原さんの持ち味である面倒見の良さを存分に発揮するのは、これからなのかも知れないですね。



佐竹学外野手も、コーチとして再出発しています。

小川裕介投手、野村宏之投手、小島昌也外野手

文字通り「未定」一日も早い進路決定を願っています。