いつまでも忘れない。「リボンの騎士」マンスリー

先日の日記で「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」を観に行かなかった夏の思い出(?)について、綴りましたが。
その期間中、私は何をやっていたのかというと。
来る日も来る日も、野球観戦に明け暮れていました。
ここで、「リボンの騎士」期間中でもある8月1日〜8月27日の4週間を、振り返ってみます。

01日(火) ● 1 - 2 vs. 日本ハム 18:00 京セラドーム
02日(水) ● 4 - 6 vs. 日本ハム 18:00 スカイマーク
03日(木) ○ 3 - 0 vs. 日本ハム 18:00 スカイマーク
05日(土) ○ 12- 4 vs. 東北楽天 18:00 フルキャスト
06日(日) ○ 6 - 2 vs. 東北楽天 18:00 フルキャスト
08日(火) ● 3 - 4 vs. 西武   18:00 スカイマーク
09日(水) ○ 6 - 5 vs. 西武   18:00 京セラドーム
10日(木) ● 1 -11 vs. 西武   18:00 京セラドーム
11日(金) ● 0 - 2 vs. ソフバン 18:00 ヤフードーム
12日(土) ● 2 - 5 vs. ソフバン 13:00 ヤフードーム
13日(日) △ 3 - 3 vs. ソフバン 13:00 ヤフードーム
15日(火) ○ 3 - 1 vs. ロッテ  18:15 千葉マリン
16日(水) ● 1 - 2 vs. ロッテ  18:15 千葉マリン
17日(木) ● 1 - 3 vs. ロッテ  18:15 千葉マリン
18日(金) ● 2 - 4 vs. 東北楽天 18:00 スカイマーク
19日(土) ● 3 - 5 vs. 東北楽天 18:00 スカイマーク
20日(日) ● 3 - 4 vs. 東北楽天 18:00 スカイマーク
22日(火) ● 0 - 1 vs. ソフバン 18:00 京セラドーム
23日(水) ● 2 - 6 vs. ソフバン 18:00 京セラドーム
24日(木) ○ 3 - 2 vs. ソフバン 18:00 スカイマーク
26日(土) ● 0 - 1 vs. 日本ハム 13:00 札幌ドーム
27日(日) ● 1 - 3 vs. 日本ハム 13:00 札幌ドーム



・・・・球場で生観戦した試合
それ以外の試合は、テレビ観戦しました。

奇しくも、リボンの騎士・千秋楽の8月27日日曜日。
この日、日本ハム戦の敗戦で、オリックスの優勝の可能性が完全に消滅しました。



ただでさえ、優勝の可能性が薄い、そんな状況で迎えた8月。
この8月1日〜27日の期間、私たちは、
ギリギリのところまで、優勝のわずかな可能性を信じて、戦い続けた期間ともいえます。
表をご覧になってもわかるとおり、実際には、黒星が大幅に先行しています。
開幕から怪我人が相次ぎ、数ヶ月の間にさらに怪我人が増えて、
もはや、どうにもならなくなった、これが最大の敗因だと思います。
そんな中、普段は試合に出られない選手―――後藤光尊相川良太ら―――が、試合出場を積み重ね、
例えば相川は、一塁・三塁・外野と多くの位置を守り、戦線離脱した主力の穴を埋めて貢献した。
例えば後藤は、ショートの守備――仰木監督から失格の烙印を押されていた――が格段に上手くなった。
選手個々、とくに控えの選手に成長過程を見れば、それなりに収穫はあったんです。
しかし、選手が育つこと=(イコール)試合に勝つ、とは限らない。
予想を上回るほどの怪我人の続出で、開幕時に思い描いたオーダーがまったく組めない状況。
いろんなことが、予想を上回り過ぎた。
この点については、オリックスのファンよりも、
オリックスを客観的に見ることができる他球団のファンの皆さんのほうが、わかっていただけると思います。



かといって、まったく面白くなかったのかといえば、そうでもない。
先程述べましたように、控えの選手にとってはチャンスだったと思います。
相川・後藤はその代表例。彼らは、仰木監督時代はどちらかというと“干されていた”選手です。
(相川は今オフのトークショーで「たくさん試合に出させてもらって、中村監督には感謝をしています」と証言している)
そんな彼らが、グラウンドで、好きなポジションを守させてもらってる姿を見るのは、本当に楽しかった!
もちろん、プロ野球の試合は「育成」が目的ではなく、あくまでも試合に「勝つ」こと。
結果的には負けが先行してしまい、勝ち試合を多く観ることはできませんでした。
だけど・・・みんな、“勝ちたい”と思って、試合をやっている。それだけは間違いない。
それは、選手の皆さんもそうですし、私たちファンも。
オリックスの選手って、勝ったらものすごいんですよ、喜び方が半端じゃないんですよ。
むしろ、優勝の可能性が高かった2005年よりも、
勝ちに喜んでいたかも知れない。
勝ちにこだわっていたかも知れない。
“勝ちたい”そんな選手の皆さんの、そして自分たちファンの思いが、再認識できたシーズンでもあったと思います。





リボンの騎士」出演メンバーが、新宿コマ劇場で日々、成長を遂げたあの夏の日々。



チーム成績は最低だったけど。
最高に“楽しい”2006年の夏でした。