スカイマークスタジアムを、本当の意味での「日本一美しい球場」に!

この2日間は、スカイマークスタジアムに入り浸りました。

  • 29日(昨日)12時に到着→14時半から練習見学会→ナイター
  • 30日(今日)9時に到着→9時半から練習見学会→デーゲーム

スカイマークスタジアムといえば
「ゴミがないきれいで美しい球場」
そのような印象を持たれている方が多いと思います。
試合前に開門して球場に入ると、ゴミ一つない観客席が目の前に広がっているからです。



さて、今日は朝9時半から、練習見学会がありました。
一塁側・三塁側のフィールドシートから、試合前のバファローズの練習が見られる企画です。
練習そのものもしっかり見学してきたのですが。
それ以上に、気になる光景をわたしは見たのでした。



この球場では、前日はナイターがあったわけですが。
「ナイターがあったんだな」
そのことが見てわかる光景を、わたしは目の当たりにしたのです。



なんと、外野スタンドがゴミだらけ・・・・・



そして、青いゴミ袋を持った球場職員さんの皆さんの姿が。
ゴミを一つひとつ丁寧に拾って、ゴミ袋に入れる姿は、
内野のフィールドシートに座っているわたしからもしっかり見ることができました。



練習見学会の時間は1時間。
私たちがフィールドシートを立ち去る頃には、スタンドにはゴミがほとんどなくなっていました。



ちなみに、私が球場入りした9時半の時点で、
ライトスタンドはきれいでしたがレフトスタンドがゴミだらけの状態。
退出する10時半頃に、レフトスタンドがほぼきれいになっていた、という感じです。
ということは、私たちが練習見学会に来る前――おそらく1〜2時間以上も前――に、
ライトスタンド、そして内野席はきれいにしてくださっていたのでしょう。



「日本一美しい球場」
これは、スカイマークスタジアムの職員の皆さんが、
毎試合の翌朝に、このような清掃活動をしてくださっているおかげなんですね。



逆に言えば、「日本一美しい球場」にするために、
私たち観客が、いかに何もしていないかということ。
“ゴミをゴミ箱に捨てる”
それだけでいいんです。
みんなが実践すれば、球場は美しくなるんです。
しかし、できていない。
誰でもできるはずの簡単なことをせずに、
「“わがまち・神戸”のスカイマークスタジアムは、日本一美しい球場」
そう豪語していることが、恥ずかしくなってきます。



グリーンスタジアム神戸」時代から、ここで長らく野球を見てきて、
今までずっとそのことに気づいていませんでした。
この2日間は、今季初の同球場での2連戦ということもあり、
今日の練習見学会で前日の試合終了後のままの外野スタンドを見ることができて、
併せて球場職員の皆さんがどういう努力をされているのかも見ることができたわけです。
しかし、この光景は、たまたま練習見学会の場に居合わせた私たちだけが見ることができるもので、
大部分の人は、この光景を見ることはありません。
職員さんの手できれいになった状態の観客席を、職員さんがきれいにしてくださっていると知らずに、
私たちは普段見ているのです。





多くのスカイマークのお客さんは、
「私たちのおかげで、スカイマークスタジアムはきれいになっている」
そう誤解してはいないでしょうか?
自分が出したゴミは、その都度ゴミ箱へ持っていく。
もしくは、帰り際に自分が出したゴミをまとめてゴミ箱に捨てに行く。
それだけではダメなのではないか、と思うのです。
試合が終わって、客席から立ち去る前に、自分の周りを見回してみましょう。
自分が出したわけではないゴミも、多く散乱していることに気づくと思います。
誰が飛ばしたかわからないジェット風船も、多く点在しています。
ゴミって、私たちが思っている以上に多いんですよ。
明らかなゴミであれば、自分が出したものであるなしに関わらず、拾えばいいと思うのです。
・・・・・
な〜んて、えらそうなことを書いていますが。
かくいう私も、今までは「自分が出したゴミさえ捨てればそれでいいじゃん」と思っていたほうです。
それだけで「私はスカイマークをきれいに使ってるよ」と豪語していた・・・わたしはそんな人です。



もうちょっと頑張ったら、きれいになるんじゃないかな。



そのことに、今日は気づいたので、こうやって長々と(自分に言い聞かせるように)綴った次第です。







まあ〜、そのあたりは今のオリックスの試合と一緒。
「もうちょっと頑張ったら・・・・・」
「あのチャンスで一本出てたら、勝てたかわからんなあ」
毎試合のように、試合が終わって口にしていることですが。
そのまんま、自分たちに置き換えることができるでしょ?
“もうちょっと頑張ったら・・・・・”
選手の皆さんに言う前に、私たちがまず実践しようや。