中継ぎピッチャーの頑張りに脱帽!

ナイスピッチ!
キシダとチヒロ、よく頑張ったね!



彼らが踏ん張って、それぞれ2イニング以上を投げてくれたので、
守備のリズムもかなり良くなりました。
おかげで、ああいう試合展開だったにもかかわらず、気持ちを切らさずに試合を見ることができました。
今日の試合に限らず、最近はこんな試合が多いです。
攻撃だけでなく守備にも注目したくなる、そんな試合。
中継ぎピッチャーのおかげです。



今年のバファローズの中継ぎが面白い理由。
いわゆる「敗戦処理」をつくっていないから。
守護神をカーターと決めている以外は、点差やリード、ビハインドによって選手ごとの役割を明確に決めていない。
中継ぎローテーション”を守っているので、どんな場面かに関わらず、その日に誰が投げたらいいかがはっきりとわかる。
それゆえに、調整しやすいというのもあるでしょう。
つまり、ブルペンに入っている選手は全員、敗戦処理的な場面でも投げることもありますし、
勝ち負けを左右する大事な場面でも、登板機会が巡ってくるのです。



ブルペン入り投手は全員、チームが“勝ちに行く”ための要員である、ということ。



これだと選手は腐らずに、いい気分でリリーフという仕事ができますよ。
スカイマークスタジアムではブルペンが客席から丸見えなのですが、
雰囲気はひじょうに明るいです。
チーム成績がこんなだけど、モチベーションはとても高いと思います。



そして、もう一つ。
開幕当初から、ブルペン入り選手をほとんど変えてないこと。
山口や萩原のように開幕一軍入りしたものの、1試合も投げることなく登録抹消になった選手もいますが
(いずれも、4番手・5番手の先発との入れ替え)
それ以外のリリーフ投手は一切変更していません。

吉田修司岸田護加藤大輔、金子千尋、カーター、高木康成本柳和也

以上のメンバーは全員、開幕からほぼ全試合、ブルペンに入っていると思います。
現在は上記のメンバーにユウキが加わっています。
それ以外、一切、中継ぎ投手陣の入れ替えをおこなっていない。
厳密には、行う必要がないから。
これが、オリックスバファローズの中継ぎ投手“ベストメンバー”だからです。




毎日を同じメンバーで、ブルペンで過ごしていますから、彼らの結束もいっそう強いことでしょう。
いい意味で仲が良く、多く会話を交わしているので、意思の疎通も充分。
互いに切磋琢磨し、レベルアップを図って、
今日も彼らはブルペンで頑張っています。