「心優しきジェントルマン」セラフィニの未来に幸あれ!

ダン・セラフィニ投手が、シーズン半ばにして戦力外通告を受け、チームを去ることになりました。

残念な結果ですが受け入れるしかない。2年間思うような成績を残せず、ファンのみなさんやチームの関係者に失望感を与えてしまい、申し訳なく思います。
http://osaka.nikkansports.com/baseball/professional/buffaloes/p-ob-tp0-20070715-227339.html

このたびの契約解除は、仕方がないことだと思います。
「結果がすべて」のプロの世界で、結果が残せなかったのだから。
それ以上でも、それ以下でもありません。



しかし自分は、セラフィニとの別れを惜しまずにはいられません。
彼の知られざる一面を、知っているからです。
セラフィニは、ファンとも積極的に交流を図り、誰よりもファンサービスに努めていました。
自分もサインをもらったことがあります。
対応が丁寧で優しかったことを覚えています。



そう、セラフィニは「ジェントルマン」なのです。



しかし野球選手は、プレーで結果を残してこそ。
また、セラフィニは怪我で戦列を離れることも少なくありませんでした。
その間に、他の外国人選手が揃って結果を残し、チームに貢献しているという状況。
セラフィニを一軍に昇格させる余地がなくなったことも、契約解除の一因でしょう。
怪我そのものは不運でしかなかったが、それを乗り越えることができなかったのは・・・・・
つまり、セラフィニがその程度の選手だったということ。
体調管理も仕事のうちであるプロとして、これは言い訳できない。



幸い、怪我は癒えており、現時点でプレーに支障はない。
新たな働き場所を見つけて、新たな環境で気持ちを切り替えて頑張らせることが、
セラフィニの可能性を開花させることに繋がるかも知れません。



マリーンズの優勝に貢献したあの頃の輝きを、もう一度・・・・・!!

短い間でしたが、誰よりもファンに優しかったセラフィニを、自分はいつまでも忘れません。