京都文化祭典'07「京の華舞台 フォークコンサート 京の旅人」(京都・円山公園音楽堂、15:30〜)

http://k-af.com/hana/folk.html
杉田二郎さん、ばんばひろふみさんを中心として、2005年より毎年秋に開催されている音楽祭です。
最初はインディーズのアーティストさんが数組出演、
その後、プロのアーティストさんが順次出演し、一組当たり4曲を披露する、そんな感じで進行していきました。



その「プロのアーティストさん」の一人に、今回は「安倍なつみ」が選ばれたわけです。
他のアーティストさんと違って、安倍なつみのコーナーで披露されたのは2曲のみでした。
1曲目は二郎さん、ばんばさんとのジョイント。
MCを挟んで、
2曲目は「Too far away〜女のこころ〜」
その後、二郎さん、ばんばさんと少しおしゃべりして、ステージを下がりました。



なっちが出演していた約10分間というのは、
ちょうど、明るい空から暗い空へと移り変わる、その瞬間だったのです。
まさに「夕方」と「夜」の狭間。
“自然”が変化していくひとときを、なっちと一緒に過ごすことができた。
それだけで、自分はとても幸せでした。
円山公園音楽堂の周辺は樹木が多く、まさに“自然”がいっぱいのエリアです。
なっちも、自然が溢れる中で歌えることを、とても喜んでいました。
大好きな自然に囲まれて、喜んで歌っているなっち。
これだけで、もう、最高のシチュエーションです。



プロのアーティストさんの中で、なっちが一番持ち時間が少なかったのは事実。
それでも、自分にとっては、最高に幸せな“10分間”でした。





公演の最後には、出演者がステージに全員集合。
その中にはもちろん、なっちもいました。
全員で2曲。
この間、出演者は横一列に並んでいるんですが、
自分は比較的前列だったうえに、なっちサイドだったこともあり、
この約10分間も、自分はずーっと、なっちを凝視していました。
みんなで一緒に歌える歌だったので、歌って、手拍子して、そして、なっちを見つめて・・・・・
とても良い気分で、フィナーレを迎えることができました。






んで。
この日のなっちなんですが。
歌はいつも通りに歌えてたんですけどね。
MCが・・・・・
なんというか、めちゃくちゃ緊張してたな。
声のトーンがいつもより高い。
聴いただけで、固くなってるな、緊張してるなってのが伝わってきました。
とりあえず言ってることはわかるんだけど、棒読みっぽいっていうか、
言いたいこと、言わなきゃいけないことを一気に吐き出している感じがしました。
とにかく、ただ必死に喋ってるって感じ。
相当テンパってましたね。
それだけ極度の緊張の中に、なっちがいたんだなということはわかります。
周りは、いわゆる「ビッグネーム」ばかり。
お客さんの大半は、いつもは触れ合うことのない世代の人たちばかり。
慣れない環境の中に、なっち一人がいることになりますから、緊張も並大抵ではないでしょう。



しかし、出演者の皆さんは、なっちに温かかった。
なっちがやりやすいように、いろいろとお膳立てしているようすがうかがえました。
出演者の皆さんに、なっちは随分助けられていたと思います。
その点については、なっち自身も皆さんに感謝していることと思いますし、
自分もなっちに成り代わって、出演者の皆さんに感謝したいと思っています。







以上、なっちのことばかり書いてますが、
もちろん、他のアーティストさんの曲もいっぱい聴けましたし、楽しみましたよ。



特筆すべきは、太田裕美さん。
なっちも将来は、あんな可愛らしいお母さんになるのかな〜なんて、ちょっと想像しちゃいました。
いくつになっても、なっちには歌い続けて欲しい。
太田さんを通して思ったことです。



音楽好きばかりが集ったあの空間は、とても居心地が良かったです。
出演者に関わらず、来年も来てみたいと思いました。