春季キャンプ(2008年2月25日、高知市東部野球場)

一軍選手の皆さんが、ほぼ全員集合。
午前中は個人練習、午後は紅白戦と、観て楽しめたのと同時に、
元気に野球をやっている選手の姿を、いっぱい見ることができて、大満足でした。

今日とくに目を惹いた選手は、2人います。
まずは、今季より阪神から移籍したばかりの濱中治外野手です。

紅白戦ではDHで出場。
走者が塁にいる場面でヒットを打ち、自らも出塁すると同時に、走者を先の塁に進める働きをしていました。
良かったことは、そのヒットがホームラン狙いではないこと。
あくまで“つなぎ”に徹して、チームの勝利に貢献していたのが印象的でした。
また、今日は守備にはつきませんでしたが、
レフトを守る村松のキャッチボール相手をしていました。



守備と言えば、午前中の守備練習で、濱中はライトを守っていたんですが、
捕球は普通にできたうえに、内野への送球も違和感なくできていました。
本人が言うとおり「肩に不安がない」ように見えました。
ファンの方に聞くところによると、昨日のオープン戦でも、無難に守備ができていたとのこと。
このまま守備に自信をつけて開幕を迎えれば、外野のレギュラーも現実味を帯びてきますね。

もう一人。
今季より横浜ベイスターズから移籍した古木克明外野手です。
とくに今日は守備に注目しました。
紅白戦ではレフトを守っていたんですが、
なぜか、古木の守るところばかりに打球が飛んでくるという。
そんな中、なんとかミスをすることなく(後ろに逸らすことなく)捕球ができて、
内野への送球についても、内野手がうまくカバーしてくれて、
余計な失点・進塁は避けられたように思います。
これでいいんです。
最低限ミスをしないで、かつ、他の選手との連携を密にすれば、古木を外野手として起用しやすくなるでしょう。



試合後は、坂口・迎とともに、居残りで特守に取り組んでいました。
古木自身は守備も頑張ると言っているそうなので、その言葉を信じて、今後の活躍を見守りましょう。