“伸びしろ”

金子千尋近藤一樹と、若い先発投手が連日打たれまくって、試合を落としています。
が、彼らが悪かったとは思っていない。
甘い球を打ち砕かれたとか、そんな単純なものではなく、
むしろ、難しい球を捕らえられたという印象が強いです。
打った打者が、一枚上手だった。
これこそ「恐れ入りました」という敬意の表明に相応しいシチュエーションと言えるでしょう。
しかし、彼らはこれから、勝たなきゃいけない。
さらに研究と鍛錬を重ねて
「打てるもんなら、打ってみろ」
そんな球を放らなければ、勝つことはできない。
彼らはまだ若い。経験があまりにも浅過ぎる。
言い替えれば、これからの取り組み次第で、彼らはどんどん成長する。
温かく見守っていきたいし、周りの人たちも、温かく見守っていて欲しい。
もちろん、目の前の試合を、一つひとつ確実に勝たなきゃいけないチーム状況ではあるんですけれども。
若い選手が、成長する過程を見ていく過程を見届けるのも、自分はとても楽しいのです。