大石監督代行が監督に!清原選手が一軍復帰!

後半戦が始まりました。
その後半戦開幕の今日は負けてしまいましたが、双方が互いに最後まで粘った良い試合でした。
良い試合を積み重ねて、力をつけていくことが、今は重要だと思います。
本当の勝負は、これからなのだから。
そして、もっとも大事なのは、最後の最後に上にいることなのだから。

大石大二郎監督代行が監督就任

http://www.buffaloes.co.jp/news/detail/279.html

ヘッドコーチとして前監督を支えきれなかったにも関わらず、このようなお話を頂き、大変感謝しております。戦い方としてはこれまでと同様、1戦1戦、選手達が全力で戦っていけるような環境を整えて、がんばっていきたいと思います。これからの戦い方も、これまで同様、基本的には変わりません。来シーズンを見据えての選手起用も、まず無いと思います。

これからも選手達には、明日また頑張ればいいという気持ちは絶対持ってもらいたくないし、この試合を最後まで頑張るんだという気持ちを継続して持ってもらいたい。これから先は長いようで短いと思うので、先がどうなるかということを考えず、目の前の試合を勝つという強い意志を持って戦っていきたい。それに限ると思います。

清原和博選手・一軍復帰

http://www.buffaloes.co.jp/news/detail/281.html
(※以下、昨日おこなわれた会見より)

明日から一軍復帰することになりましたので、ご報告させていただきたいと思います。この2年間、膝のケガから2度の手術を行い、本当に苦しいリハビリ、そしてトレーニングを必死になってやってきて、ようやくここまでやってきました。正直なところ、以前のような清原らしいバッティングが出来るのかという不安でいっぱいです。皆さんの前でぶざまな姿をさらけ出すかもしれません。



それでもご存知の通り、PL学園、西武時代で何度も日本一を経験させてもらいました。その後、ジャイアンツに移籍しましたが、ジャイアンツでの9年間で2回しか優勝できず、僕自身、中心バッターとして非常に責任を感じ、体を張ったプレーや肉体改造を行い、何とかジャイアンツを優勝させたいという気持ちでがんばってきました。しかし突然の戦力外通告を受け、その時に声を掛けてくれたのが仰木監督でした。その後、オリックスに移籍した後も、チームに貢献することなくここまできましたが、何とか仰木さんが呼んでくれたオリックスに恩返しがしたいと思い、去年の夏、「骨軟骨移植」という、今までにフィールドに戻った前例のない手術を受けました。本来であれば、自分の年齢、この体であれば戦力外通告が当然な状態ですが、サポートしてくれた球団には感謝しています。



そして何とかここまでやってきました。膝が万全な状態でないことはグラウンドでの姿を見ていただければ分かることだと思います。実戦復帰後の2軍での数試合では膝も腫れることなくプレーできましたが、先日の桑田とのわずか30球の対決で、普段の倍の水が膝にたまり腫れあがっていました。そういう中、明日一軍復帰しますが、明日膝が潰れてしまうかもしれません。いつ壊れるか分かりません。それでもそれを覚悟して、少しでもチームに貢献したいと思います。こんな状態ではもう来年グラウンドには立てないと思います。そういう状況ですので、明日からの一打席、一球が最後だと思ってバットを振りたいと思っています。しかし、限界であれば、自分はもうプレーしないと思うし、ユニフォームを着る必要はないと思っています。膝がどこまでもつか分からない状態ではありますが、僕は最後の心にかけてプレーしたいし、戦いたいと思っています。



この2年間、野球ができない悔しさが、こんなに辛いものかと感じました。今チームもいい位置にいますし、どんな形であれ、玉砕の精神で魂こめて心技一体、最後に残った心でチームのためにプレーしていきたいと思います。一球一球、魂こめてスウィングをするので、ファンの方にはその姿を見てもらいたい。