子どもたちにもできる!阪神甲子園球場の「球場美化運動」

阪神タイガース関本賢太郎選手の発案による“クリーンアップ大作戦”で、甲子園が変わる!?

阪神関本賢太郎内野手(30)が、ちびっ子ファンを動員して、地球環境問題に取り組む「エコ作戦」を計画していることが26日、分かった。
現在、関本の似顔絵イラストがプリントされたゴミ袋を製作中で、これを子供たちの小遣いでも購入できるよう、1枚20-30円で販売する。球場や学校などで出たゴミを自分たちの手で回収してもらい、ちびっ子たちにもエコ精神を浸透させようというわけだ。
さらに、ゴミ袋販売で得た収益は、全額寄付に回す。寄付金は(1)天災で被害を受けた地域の災害対策本部や、(2)地球環境問題に取り組んでいる団体-などに贈る。
関本は「大人だけでなく、子供たちとも一緒に地球の環境問題に取り組んでいきたい」と話している。
これまで、地球環境問題に加え、寄付活動も子供たちには参加しにくい部分があった。だが、地球の将来をしょって立つ子供たちも参加しやすい形を作れないものかと考え、今回の作戦を発案したという。
ゴミ袋が完成次第、自らのホームページでネット販売を開始するが、その後も、阪神球団などにも協力を求め、販売網を拡大していく予定だ。
http://www.daily.co.jp/tigers/2008/10/27/0001541208.shtml

阪神関本賢太郎内野手(30)が来季2期工事を終えるリニューアル甲子園で、「クリーンアップ大作戦」を敢行する。ファンにゴミ持ち帰りをアピールするため似顔絵入りポリ袋を販売することが26日、分かった。収益全額をチャリティーに還元するというもの。子どもでも手軽に取り組めるアイデアでと本人も満足げ。今季お立ち台からゴミ削減を訴え、大成功させた虎の「美化委員長」が、プロ野球界初のプロジェクトに動く。
走者だけでなく、ゴミも一掃する。今季の得点圏打率はリーグ3位(規定到達者)の3割7分8厘。満塁では5割8分3厘。主軸を任されるまでに成長した関本が客席でも「クリーンアップ役」を務める。自らの似顔絵「セッキー君」のイラスト入りポリ袋を発売し、チャリティーに役立てるアイデアを発案。来季から実行に移す。
「小さな子どもでも、おこづかいで、できるところがいいでしょ。これを使ってゴミ拾いをやってくれたら、うれしいですね」。
ゴミ持ち帰りをファンに強く意識してもらうのが最大の目的だ。袋は手提げサイズで、すでに業者に見積もりを依頼。「球場を美しく、関本賢太郎二酸化炭素削減に協力します」などのキャッチコピーも盛り込まれる予定だ。
自身のホームページでの販売が決定。ただ配送料の関係でこちらはどうしても10袋単位からの販売になってしまう。もっと身近に1袋20〜30円で甲子園球場内、周辺売店などで販売できないか、球団にも協力を依頼しルート確保を懸命に模索中だ。収益は全額寄付。寄贈先には二酸化炭素削減推進団体などが候補に挙がっている。
7月25日の中日戦。5番で起用された一戦で自身初の満塁弾をエース川上から放ち、お立ち台で叫んだ。「自分の出したゴミは自分で持って帰るようにお願いします!」。清掃作業中にかかる照明代や電気代を減らせば、温暖化ストップにつながるとの思いからだった。呼びかけた効果はてきめん。翌26日、関係者が驚くほど球場周辺がキレイになっていた。
日本プロ野球組織(NPB)は08年から「グリーンベースボールプロジェクト」として、試合時間短縮による二酸化炭素排出量の削減や啓発活動を行ってきた。関本はそれ以外にも身近でできる活動に気がついた。来季は画期的なプロジェクト成功を、さらなる飛躍の発奮材料にする。
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20081027-423253.html

実は自分は、今年は甲子園球場に10試合ほど足を運んでいるんですよ。
確かに、試合終了後にスタンドに残されているゴミは多いです。
が、スカイマークスタジアムや京セラドーム大阪と同様、
試合後にゴミ袋を片手に、スタンドを巡回するお客さんも、少なからず存在します。

真面目に阪神を応援し、球場美化を心がけている阪神ファンの人たちの中には、
阪神ファンのイメージの悪さを嘆いている人もいます。
だけど、ちゃんとやることをやってる人たちもいるんです。
とくに夏以降、不完全ではあるかもしれませんが、置きっぱなしのゴミが少しは減ったのではないかと思います。

試合後に残ってゴミ回収をしている人のほとんどは、「大人」の人たち。
子どもたちを巻き込めば、球場美化の輪は、もっと広がるのではないかと思うのです。
そういう意味で、関本選手のアイデアは非常に有益であると思いますし、
自分も微力ながら、甲子園球場の美化のために少しでも協力できれば、と思っています。