注文の多い料理店

NHKラジオで、朝から矢口さんの朗読が聴けました、そんな爽やかな土曜の午前でした。
お話自体は有名な話で、私も小学校時代に教科書で読んで知っていました。深い話っていうか、訴えるものがあるこういった作品は、結末を知っていても、機会があればもう一度、いや、何度も読んでみたくなりますね。そして、以前読んだときとはまた違った受け止めができたり、新しい発見があったりします。それにしても、まさか、20年以上も経って、矢口さんの口から聴けるなんて・・・・・。落ち着いた語り口調で、感情を込め過ぎず、しっかり読めていました。明るい表現も、悲しい表現も、怒りも、はしゃいだりすることも、そして、しっとりした雰囲気も、きちんと使い分けて喋ることに長けている矢口さん。矢口さんは、本当にラジオ向きです。