FLASH「30代感涙!あの初恋アイドル48人徹底追跡」

h_watanabe2004-08-25

懐かしのアイドルは、今どこへ――――そんな企画ですが、「30代」とあるように、1980年代後半から1990年代前半に青春時代を過ごした私たちには、たまらないほど懐かしさ満載の企画です。こういうページに載るようなアイドルですから、今はほとんど芸能界の第一線から身を引いています。アイドル時代もほとんど売れていない人が多いです。一般層には知られていないと思われる人も半分ほど。それを、ほぼ全員理解している私って・・・・・。ここには、元T&C
ボンバーの稲葉貴子さんも「現在もハロプロメンバー」といった形で紹介されていますが、それ以前に「大阪パフォーマンスドール(OPD)」の時代があったことを、どれほどの人が覚えているのでしょうか・・・・・。このページ内では、稲葉さんがいちばんの「勝ち組」だと思います。どういう形にせよ、芸能界の目立つ場所にずっといるわけですし、今の芸能界で影響力をもつハロプロの一員ですからね。



わたしは20歳前後のころ(1990年代前半)親衛隊のサクラを少し経験していまして。そのときに、当時のアイドルを間近で見れることがよくあったんです。フルネームは伏せますが、トトメスとかルンルンとかは、その代表格です。トトメスはね、すごくいい人でしたよ。優しかった。ただ、その優しさ、アクの無さが、芸能人としてやっていくには、物足りなかったのかも知れません。さほど売れず、芸能人として大成することはありませんでした。ルンルンは楽しい人。この人は、ものすごい野望と、自分の意見を強く持っていた人ですが、ファンのニーズに応えねばならないアイドルとしては、不向きだったのだと思います。メジャーシーンでは華やかに脚光を浴びることなく、しかしインディーズでは生き生きと活動していたようです。ほかにもたくさんのアイドルと関わることがありましたが、この時代は「大衆向けのアイドルに向いてない」そんな「売れない」人が多かったです。
実は、私から見て、今のモーニング娘。のメンバーにもこういうタイプの人って、何人かいるんですよね。誰かはいいませんが。そんなんじゃ、この先売れないよって言いたくなる人が、確実にいます。こればかりは、自分で気づくか、努力するか、周りが教えてやるとかしないと、ダメだと思います。



それなら、会った人の中で売れてた人って、どんな人だろう?・・・・・思い当たりません。当然です。本当に売れている人は、親衛隊の人たちも簡単に会うことはできないんです。当時でいうと、CoCoとかribbonとかは、ほとんど間近で会わせてもらえませんでした。彼女らの中には、親衛隊と会うことをきっぱり拒否した人もいたとか。決して自分を安売りしない。そういった姿勢が、実は売れる秘訣なんですよね。ファンと触れ合いたい気持ちはわかりますが、簡単にそれをしちゃいけないんですよ、やっぱり。写真を撮らせてもらったり、サインを直接もらったり、安請け合いしないことが大事です。1990年前後は、そういう安請け合いが実に多かった。だから、みんな売れなかったのだと思います。
ハロプロに関しては、そのあたりは徹底して守ってるようなので、いいことだと思います。たとえ今、親衛隊組織が残っていたとしても、簡単に会えないと思います。