オープン戦のみどころ。

いよいよ、他球団との実戦がはじまります。現場としては、公式戦に向けて、戦力をよりきめ細かに分析したり、選手の調子を整えたり、実戦勘を取り戻したり、いろいろと思惑はあると思いますが、見る側にしてみたら、どうせやるんなら、面白い野球が観てみたい。面白い野球をしないといけません。果たして、今年のオリックスバファローズは、そんな「面白い野球」ができるのか?私は、こういう視点で、オープン戦を観戦します。「こんな野球をみたい」という、私なりのオリックスバファローズの“理想像”です。

  • 投手は、「試合をつくるつもりで投げる」具体的には、
    • 先発は、最低5イニングは投げる。
    • 打たれることを恐れない。
    • 打たれても、点を取られてもひきづらない。連打されない。
    • バッターが打ちまくって、点をとってくれれば、勝ちはつく。とにかく、野手を信頼する。
  • 守備は「攻撃的に」。
    • 投手は、ピッチャーゴロ・フライは確実に処理する。
    • 捕手は、どんな投球もそらさない。
    • 内野手は、エラーになってもいいから、捕りにいく。ボールに食らいつく。
    • 外野手は、どんな打球でもとにかく追う。捕れそうになくても追う。
    • 野手は、投手に負けがつかないことを気にかけてやる。
  • 打撃は、とにかく「打って、打って、打ちまくる」そんな印象をつける。
    • 積極的にバットを振る。少しでも打てそうだと思ったら、打ちにいく。
    • バントなどの小技を確実に決めてこそ、パワフルな打撃をするバッターが生きる。
    • 打って打って打ちまくって、点をとって、投手に勝ち星をつけてやろうという考え方が大事。
  • 走塁は「つねにつぎの塁を狙う」
    • 打ったら、すぐに一塁に向かって走れ。アウトになっても、一塁ベースを駆け抜ける。
    • とにかく走ろうとする。相手投手を警戒させる。相手内野陣をゆさぶる。
    • スライディングは豪快に!それだけでも目立ちます。

以上、ある意味当たり前のことばかりなんですが、今一度、選手の皆さんには、どういうプレーをすればお客さんが喜ぶかを考えて欲しい。