楽天を捨てきれない楽天ファンに捧ぐ

監督解任の件で、「もう楽天は応援しない」と怒りに満ちているイーグルスファンを見るにつれ。
昨年の今頃の、自分たちブルーウェーブファン・大阪近鉄ファンを思い出します。
チームを応援する気持ちが、急激に薄れるような出来事が、立て続けに起こった時期ですからね。

たくさん悩んで、たくさん怒って、たくさん笑った1年間

詳しくは、この日記の、昨年9月〜今年1月に書いてあります。
かなり怒りに満ちた日々でした。
自分が愛していたチームが、自分が応援していたチームが、
野球を、そして人の心を理解していない大人たちの手で、無茶苦茶にされるのが、許せなかったからです。
しかし、そんな自分の心境は、2月の春季キャンプが始まったころから、少しずつ変化していきました。
3月下旬の開幕戦を迎える頃には、胸を張って「オリックスバファローズのファンです」と言えるようになりました。
いつの間にか、バファローズという愛称に抵抗がなくなり、
ブログでこのチームのことを「バファローズ」と表記するようになりました。
チームの雰囲気も格段に良くなり、この1年間、面白く野球を見ることができました。



それって、なんでだろう?



「選手、首脳陣、球団職員の皆さん、
 そして、バファローズを応援している私たち
 一人ひとりが、バファローズを盛り上げるためにがんばったから」なのです。



例えば、自分だったら、
このブログを通して、バファローズのいいところ、面白い話を、なるべく楽しく紹介したり、
一方で、問題点があったら、遠慮なく苦言を呈してきました。
伝えるべきことを伝え、必要があれば問題提起をすることが、
ブロガーとしての自分の役割だと、思っていました。
とにかく、誰も知らないこの「オリックスバファローズ」というチームを、
いろんな人に知ってもらいたかったんですよ。
自分の影響力なんて、たいしたことないとは思いますが、
それでも、小さなことを、毎日積み重ねることは、絶対に選手の皆さんの力になる!
そう信じきっていました。



昨年のパ・リーグ公式戦全日程が終わってから、
今年のパ・リーグ公式戦全日程が終わりを迎えるまで。
この1年間、真剣に、合併新球団「オリックスバファローズ」と向き合ってきた「証し」が、
このブログの過去ログ1年分なのです。



そして、このオリックスバファローズには、いろんな人が携わってきました。
球団社長、オーナー、球団職員の皆さん、
監督、コーチ、チームスタッフ、そして選手の皆さん、
マスコミ各局、各紙の皆さん、野球評論家の皆さん、
私たちプロ野球ファン、パ・リーグファン、ブルーウェーブファン、そして近鉄ファン・・・・・
たくさんの人が、それぞれの持ち場で、この1年がんばってきたんです。



その結果が、「公式戦4位」そして「一度はプレーオフ進出マジックが点灯した」という実績です。
私自身がやったことも、確実に、この実績に反映されているのです。
とても誇りに思っています。



絶対に成功しないと言われていたオリックスバファローズという球団は、
たくさんの人の力によって、「成功」へと導くことができました。
1年前は想像もできなかったですが。
でも、これが現実なんですよ。
私たちは、「逆境」に勝ったのだ。





イーグルスファンの皆さん。
決して、応援をやめないで欲しいと願っています。