閑話球題プレゼンツ「オリックスバファローズ・秋の練習見学会」スカイマークスタジアム

天候が心配されましたが、無事に行うことができました。

特筆すべきは、水口栄二“新”打撃コーチの熱血指導。
就任したばかりで、新しい背番号「90」のユニフォームがまだできていないため、背負っている番号は「7」のままですが、
選手時代の面影は薄くなって、振る舞いはコーチそのもの。
引退して1ヶ月も経過していないとは思えないほど、表情はコーチのそれに変わっていました。
若手野手にはもちろんのこと、ベテランの鈴木郁洋捕手にまで、打撃の基本を徹底的に叩き込む姿が印象的でした。
バッティングフォームも、打撃の大事な要素。

↑は、正しい重心の位置を教えているところです。
それだけ必死に指導しているということ。
あまりの熱血ぶりに、野手陣も圧倒されっ放しでした。





もちろん、コリンズ監督の“熱血漢”ぶりも健在です。
ブルペンに投手陣を集合させて、身振り手振りで熱弁をふるっていました。
ボール片手で、自ら手本を見せながらの指導。
内角を積極的に攻めることの大切さを説いていたようです。
投手陣の表情からは笑顔が消え、真剣に監督の話に耳を傾けていました。
監督のあまりの熱血ぶりに、投手陣も圧倒されているようでした。
その後は、投手陣と個人面談。
ベンチに投手を一人ずつ呼んで、清川コーチ・赤堀コーチを交えながら一人ひとりと話をしていました。





そんな感じで、今まで以上に必死に野球に取り組んでいるようすがうかがえました。
もちろん、明るく元気な雰囲気はそのままに。
来年はさらに真剣に応援しようという気持ちが、さらに強くなりました。





練習見学会のあとは、お客さんにフィールドが開放されました。

と、ここまで書いたことがすべて伝聞に基づいているのが悲しい。
仕事で行けなかったので・・・・・








天候が心配だったんですが、何とかなりましたね。
まさに、2007年のスカイマークを象徴していますね。
今年はこんなことが何度もあったんです。
試合開催の数日前の週間予報では雨マークがついていても、当日は晴天になって試合開催に漕ぎ着けたことが、実に何度もありました。
その結果、スカイマークの雨天順延は、今年はゼロ。
とくに今年からスカイの試合数が減って、1試合1試合がより大事になっているだけに、
試合が予定通りに開催されるかどうか、余計に気になったものです。
今日の練習見学会もしかり。



2007年のバファローズもこんな感じでしたね。
一言で言うと「粘り」
どんなに劣勢な試合展開でも、9回の攻撃でギリギリまで食らいついて勝負の行方をわからなくしたことが、何度もありました。
勝ち試合は、そうやって苦労してもぎ取った勝ち試合ばかり。
負け試合も、相手に簡単に勝たせなかったと自負できる負け試合ばかり。
それだけ、バファローズは、最後の最後まで諦めなかったということ。



来年は、こういう展開での勝ち試合を増やしたいですね。
そのためにも。
あと約1ヶ月、秋季練習と秋季キャンプをがんばりましょう!