オリックスバファローズ・ファン感謝イベント「Bs Fan-Festa 2007」スカイマークスタジアム

天然芝の緑が映えるほど、爽やかな秋晴れでした。

○×クイズの参加権を得ていたので、フィールドに降りることができたんです。
自分は、スカイマークの天然芝の上を歩くことは、今までに何度も体験しています。
もう、何度見ても美しいんですよ。
来年も何度も見たいですし、機会があれば、また天然芝の上を歩きたいです。



んで。
この○×クイズには、自分たちファンだけではなく、選手の皆さんも参加しました。
なんと、自分たちファンの輪の中に、選手の皆さんがベンチから普通に歩いてくるという・・・・・
オリックスでは“普通”の光景なんですが、よく考えると凄いことですよね。
こんなこともありました。
イベントの前半、トークショーの時間に、
自分の席の近くに高木投手がやってきて、普通に座席に座っていました。
ファンの皆さんからの質問を集めるという仕事をするためではありますが、
それにしても、一般客の中で普通に座席に座るって、凄過ぎ・・・・・
その他にも、お客さんがグラウンドに降りて選手の皆さんと接する機会があったり、
昼食の時間帯には選手の皆さんが売店の売り子さんをやったり、
サイン会や写真撮影会も・・・・・
とにかく、選手とファンとの距離が近い!というか、近過ぎるほどです。
選手の皆さんと触れ合う機会が多いのは、オリックスバファローズの特徴ですね。





閑話球題的球場美化運動のボランティア活動も久しぶりにやりました。
今日は少年野球のこどもたちが多かったんですが、
指導者の方々の指導が行き届いているようで、
弁当箱や紙コップなど、大きなゴミは少なかったです。
しかし・・・・・
アメの包み紙などの、細かいゴミが多かったのが気になりました。
実は、これってすごく拾いにくいんですよ。
ゴミの量としては多くないんですが、1つ1つを拾うのに、時間がかかります。
巡回するときに
「ゴミはありませんか?」「あったらこの袋に入れてください」
いつも言ってますが、それだけではなく、細かいゴミの存在に気づかせる声かけが必要かも。
とにかく、お客さん一人ひとりの協力がないと、球場美化は実現しませんからね。
来季に向けての宿題が、また一つ増えました。
一人でも多くのお客さんに協力してもらえる、そんな球場美化運動を模索していきたいと思っています。





そして、今日のイベントのハイライト。
最後のコーナー
「ファンから選手への感謝のメッセージ」「選手からファンへの感謝のメッセージ」
文字通りの“感謝”の気持ちを、お互いに伝え合うという素敵な機会でした。



ファンからのメッセージは、11歳の小学生がやったのですが・・・・・

僕は、オリックス・バファローズが大好きです

この一文で始まったメッセージの一言ひとことに“感謝”の気持ちが込められていました。
言葉の端々に、
“来年こそは、優勝する!”
そんな思いが込められた素敵なメッセージでした。



中でも、自分が一番琴線に触れたくだりは、つぎの言葉でした。

僕のお爺ちゃんは、ブレーブスファンでした。
僕のお父さんは、ブルーウェーブファンでした。
そして僕は、バファローズファンになりました



“いろいろあって”創設された、
オリックス・バファローズ”という合併球団ですが、
複雑な経緯で、望まれない形で誕生した球団とはいえ、
そんなチームを応援してくれるファンは、少なからず存在します。
中には、純粋にバファローズを好きでいてくれるちびっ子ファンもいる。
「将来はバファローズの選手になりたい」
悲しい歴史を背負ったチームであるにもかかわらず、
そんなことを思ってくれるちびっ子だって、いるんです。



12球団とも、そうだと思うんです。
各球団それぞれ、良い面ばかりではなく、何かしら負の要素を持ち合わせている。
何の問題もなく経営できているチームは、ないと思います。
それでも、どのチームにも、確実にファンは存在しています。
ファンが一人もいないチームは、存在しないと思うのです。



「球団にいろいろな出来事が降りかかって、
 それでも応援を続けているオリックスのファンはすごい」
他球団ファンの方から、そう言われることも少なくありませんが、
自分は、周りが思うほどそうは思わないのです。





好きなチームを、ごく自然な流れで、応援しているだけ。
それでいいじゃないですか。



と、今日の11歳のちびっ子を通して思ったのでした。