清原和博のバットが、スカイマークスタジアムで空を切る
キヨさんの打席が来るたびに、自分は一瞬、涙腺が緩みます。
「これが最後かも知れない」
キヨさんにとって、現役最後のカウントダウンの、その終着点は“最終戦”ではない。
抱えている爆弾が、
爆発した瞬間。
そこが、カウントダウンの“終着点”
その瞬間が、いつ訪れるかわからない。
自分は、残り試合すべてを球場で観ることができるわけではない。
観に行っていない試合で、その瞬間を迎えてしまうかも知れない。
できれば・・・・・
もうちょっと、キヨさんには頑張ってほしい。粘ってもらいたい。
もうちょっとで、ホームランが打てる。
もうちょっとで、タイムリーが打てる。
現役最後の瞬間を“輝いて”迎えてもらいたい。
現実にはどうなるのか、今はわからない。
むしろ、不安が多かったりする。
だけど、このままでは終われない。
とにかく、できることをやる。
球場に足を運んで、声を出して応援すること。
自分にできるのは、それだけです。