青波メモリアル名鑑2004

慣れ親しんだ藤井寺に別れを告げた男〜はてなプロ野球’04

吉井理人 投手 背番号55 2003年3月12日。グリーンスタジアム神戸サブ球場に、メジャー旋風が巻き起こった。ウエスタンリーグ教育リーグ、ダイエー戦。マック鈴木、吉井両投手が調整登板が予告されていた。当番前に投球練習をするブルペンは、内野スタンドか…

日曜日の連敗を止めた男〜はてなプロ野球’04

ジェイソン・フィリップス 投手 背番号33 2002年から2003年にかけてのブルーウェーブは、日曜日の試合に、どうしても勝てなかった。それでなくても、チーム成績は最悪。まったく優勝戦線に食い込めないチームに、救世主がやってきた。 2003年7月6日日曜日…

不完全燃焼に終わった「投」「打」の要〜はてなプロ野球’04

トレイ・ムーア 投手 背番号49 虎の2003年V戦士は、オリックスにVをプレゼントすることができなかった。 ピッチングもバッティングも良いのが、ムーアの持ち味。阪神時代は2年連続で10勝、通算打率は.295。そんなムーアが、まさかDH制のあるパ・リーグ…

ブルーウェーブ黄金時代を、もう一度〜はてなプロ野球’04

小林宏 投手 背番号22 パワー溢れるピッチングを評価され、1993年に入団。しかし制球に難があり、首脳陣の評価はなかなか上がらなかった。入団2年目の1994年、山田久志氏がコーチに就任後、球の速さという小林の良さを生かしながら、制球力をつける指導に成…

来季の行く先が気になるベテラン大砲〜はてなプロ野球’04

山崎武司 内野手 背番号5 山崎が初めて大活躍したシーズンといえば、ドラゴンズ時代の1996年。言わずと知れた「メイクドラマ」の年である。最終的に優勝チームとなったジャイアンツとともに、セントラルリーグ終盤戦を盛り上げ、日本全国の野球ファンを熱く…

「Bluewaveの谷」を、もう一度〜はてなプロ野球’04

谷佳知 外野手 背番号10 「センターフィルダー、ヨシトモ・チャーリー!」かつてのグリーンスタジアム神戸でのDJキムラのアナウンスが懐かしい。 ルーキーイヤーの1997年は101試合以上に出場、翌98年からは、6年連続で130試合以上に出場。その間に、同じ…

さらば、「最後」の青波最強助っ人〜はてなプロ野球’04

今日から、毎日数名ずつ書いていきます。 ルーズベルト・ブラウン 外野手 背番号23 「諸刃の剣」という言葉は、ブラウンのためにあるのか。昨年はレフトを守備位置で、目を覆いたくなる何度も拙守を見せられて、チームの大量失点の元凶ともなった。しかし、…