田中さんはこんな人

えーー昨日から突然このサイトを開設したわけですが。
新しいサイトを作るっていうのは、何か自分の琴線に触れるような事象があったとき
思いっきり語りたい!そういう場を作りたいと思って、勢いに任せてつくるわけで。
この「田中さんと歌おう!」も、そういうサイトなんです。
田中さん自身云々より、「田中」という苗字に微妙にときめいてしまった。

名前が微妙ー。田中麗奈。「れな」じゃなくて、「れいな」ね。
敢えてこのサイトでは田中さんと呼ばせてもらいます。

19日放送の特番で、合宿から合格決定までの全貌が明らかになったわけですが。
年相応の大人へと態度、生意気さがいいよねー。
って、あれが普通なんじゃないの?中学1年生(亀井は2年生)だぜ。
みんなが思っているほど問題児かね?

多分、過去のメンツも、その場で教えられて、礼儀とかは身についていったはずだ。
事実、挨拶の必要性について先輩メンバーから教えられる場面も過去の映像にありましたし。
おそらく意図的に、こういう取り上げられ方、扱い方をされているのだろう。
歌やダンス以前の、スタッフに対する礼儀とか挨拶とか、
そういった一つひとつを習得していく過程を、筋書きのないドラマの一環に込めて
視聴者の関心を高めたかったのだろう。
確かに、単に技術の習得だけよりも、より一層、彼女らの成長過程が伺えたし、
面白く見ることができた。

にしても、田中さんは良かったねー。
っていうか良くなかったのが、良かった。
あの生意気な態度。菅井せんせいや夏せんせいにどんなに説教されても、
反省してるのかどうかわからない。
そんな田中さんに、粘り強く理解を求めつつ教え、説いているようすが涙ぐましい。
普通だったらキレるだろうねー。大人は。
それでも、決して投げ出さずに、諦めず指導をしている。
これは凄いことです。指導者の鏡だ。

なんたって、菅井せんせいが涙を流しながらプロ意識を必死で説いたのは、
田中さんの、あのナメきった態度があったからなのだ。
そこまでせんせいを追い込んだ田中さんは、凄いと思う。
本人はわかっていないような気がするが、今後プロでやっていくことで、
理解できる日が来るだろう。菅井せんせいの涙の意味を。

指導する側としてが、はっきり言って田中さんのような人物は厄介だ。
しかし、だからこそ、育て甲斐があるっていうものだ。
歌とかダンスとか、技術を教えることを通じて、何を伝えたいのか。
本当に伝えるべきことは何なのか。
これがね、真面目でいうことを聞いてくれる子たちばかりだったら、
考えなくなってしまうものなんです。何いっても、文句いわずやってくれるから。
どう教えたら、この子には伝わるのか。
もし理解してもらえてないのなら、理解してもらえる方法を探っていく。
それを考え、実践できるのが、プロの指導者なのです。
それこそ、引き出しも多くなきゃいけないし、いろんなことを知ってなきゃいけないし、
一人ひとりの個性を速やかに掴む術を知らなくてはならない。
とても難しいんです。

おそらく、今後の成長ぶりは、テレビを通して克明に知らされるだろう。
茶番と言われようがなんだろうが、私はこれが、芸能界に突如飛び込んだ中学生の
真の姿だと思う。
田中さんには、今後も、自分と、せんせい方と、日々闘って欲しいですね。