普通に歌え。と苦言を呈しつつ。

「シャボン玉」あの普通じゃない歌い方。
今に始まったことじゃなく、「そうだ!We're ALIVE」「ここにいるぜぇ!」などでも似たような歌い方だった気がする。しかし、前述の2曲は、いわゆる「男性的」な歌い方、詩の世界だったように思う。今回の「シャボン玉」は、どっちかっていうと、逆に「女らしさ」もっといえば意外に「可愛さ」「色っぽさ」を、楽曲を通して表現したいのかも知れない。石川さんのセリフパート、道重さんの準セリフにも、それが垣間見えます。「サマーナイトタウン」「抱いてHOLD ME TIGHT」に共通するものがあるような。この2曲は、いかにも「つんく♂さんの仮歌のまんま歌いましたー」って歌いまわしだったけど、「シャボン玉」も、何となくそうやってできた曲のような気がします。歌が上手い人(とくに若手)を中心に据えてパート割をしたあたりも。今回はそれプラス、歌唱力に難のある(失礼!)石川さん、道重さんをセリフ要員にして充分に生かしています。なお、紺野・亀井については、あまりに普通の歌い方イメージが強いために今回は多用されていないと思います。飯田・安倍は敢えて若手に出番を与えるために多用されていないのでしょう。
それを考えると、小川さんパートが実際にはもっとあるのかも知れない。歌唱力に定評のある若手ですので。現時点では、真相はまったく知る由もないのですが。