これが、田中さんを客観的に見た姿。
なかなか言い得ていると思います。そもそも、私にとっての田中さんの第一印象=「良くないのが、良い」でしたからねー。最初に登場した映像を見て、現役の中学一年生(当時)らしからぬ容姿・装飾・言動・態度に対して、何だコイツは、って思いましたもん。全面的にナチュラルさに欠け過ぎています。悪い意味で背伸びしてるっていうか、素直さに欠けるっていうか。一歩間違えば、「嫌い」って感情を持っていたかも知れません。それでも、私が田中さんを嫌いになれなかった理由。それは、「これが本当の田中さんなわけじゃない」「本来の田中さんは、まだ見えてきてないのかも知れない」そう思っていたから。大人の前では本来の自分を隠している、そんな、ある意味標準的な?イマドキの中学生、当時の田中さんをそんな風に捉えていたことを覚えています。
今でも、まだまだ精神的には大人になりきれていないように見えます。表面的な実力(歌唱力)だけが先行しますが、トークはまだまだたどたどしい。堂々としているように見えますが、それは態度でそう見えるだけで、まだちゃんと喋れてません。周囲のフォローやサポートがなければ、今の田中さんは芸能界でやっていける状況ではありません。表現力がついたように見えますが、それは小手先のテクニックを消化できているからそう見えるだけ。最低限、見苦しくない表現ができているゆえ、センターに多用されていますが、結局は「与えられたポジション」でしかないのです。
こんな感じで、私が田中さんを詳しく語ろうとすると、こんなネガティブな言い方ばかりになってしまいます。でも、それでいいと思うんです。田中さんはまだ1年目、まだまだ発展途上。思いっきり発展途上なんですよ。今は、そんな田中さんを受け入れ、温かく見守っていきたいと思っているのです。幸い、メディアに向けては、徐々にですが、本来の自分を出し始めていると思います。「田中れいな」とはこんな人、そういうのを、自分からもっとアピールしていいと思うんです。ただでさえ誤解されやすい田中さんですから(実際、たくさんの人が誤解して見てしまっていると思います)少しずつ、誤解を解いてもらう感じで、「田中れいな」という人物を知ってもらうように、田中さん自身が努力しなきゃダメなんですよ。自他ともに認める「努力家さん」ですから、田中さんならできると思います。絶対に。
期待は大きく、それでも、目の前の現実は厳しく捉えて。もっと、もっと、田中さんには成長して欲しいから。
すくすく育て。