BREaTH

インタビュー4P+カラーグラビア4P。全210ページ中、たった8ページで、1000円と値は張るんですが、できれば買って読んでもらいたい。自信に満ち溢れた今のなっちが、どのようにして創られていったかが、わかると思います。それは、単に伝えたいことをストレートに表現するだけじゃない。表現者としてのさじ加減。野球でいえば、一生懸命投げるだけじゃなく、タイミングを外すとか、ストライクゾーンを一球外したりとか。一生懸命バットを振りぬくだけじゃなく、球筋を見極めるとか、ちょこんと転がして走者を進めたりとか。戦ったり、表現をしたりするときは、つねに「相手」「お客さん」があってのことなんです。相手の立場になって、相手ならどう思うか、お客さんならどう思うかを念頭に置いたうえで、自己表現をすることの大切さ。どう振る舞えば、自分のためになるのか、お客さんが楽しんでくれるのか。これに気がつくことで、パフォーマーは、一回りもふた回りも大きくなれる。より多くの層に理解され、共感されることで、より多くのファンを獲得できるようになるんです。今のなっちはまさに、その成長過程の真っ只中にいるのだ。