出発、そして室蘭へ

んじゃ、行ってきまーす。朝5時半頃、自宅を出発、伊丹空港に移動。
はじめての飛行機。チェックイン、そして搭乗手続きをするのも当然はじめてで、かなりあたふたしてしまいました。いきなり、入場のゲートでで引っかかる。携帯電話が原因だったらしい。もう一度ゲートを通り直して、いよいよ飛行機の中へ。8時ごろ離陸、景色が斜めに見えるのがわかります。飛行機内のサービスにはかなり驚きました。シートベルト、備え付けイヤホン、毛布、飲み物のサービス、新聞の貸し出し、飴までもらえて・・・・・まさに至れり尽せり。やがて、雲の上まで。当然ですが、見下ろすと雲ばかりなんですよね、しかも雲の上ですから、きれいな青空が広がって見えます。これには感動しました。雲がないところでは、見下ろすと当然、陸地か海です。青森県の上空辺りになると、海の上に細長い陸地が見えました。地図と照らし合わせると、どうもこれが下北半島らしい。本当に、地図のとおりのきれいな下北半島でした。いよいよ到着時間が近づくと、ふたたび景色が斜めに。着陸の瞬間って、ガタガタ揺れるんですよ、びっくりしました。10時ごろ、新千歳空港に到着!
はじめての北海道。最初に思ったのは「とにかく広い!」この新千歳空港もすごく広いんですよ。お土産屋さんが多過ぎ、何を買おうか迷うそうですが、とりあえず全部の店を巡回してみました。メロンものや乳製品もの、カニものが目立ちます。とりあえず、夕張メロンアイスを食す。美味しい。甘すぎず、すっぱすぎない。あっさりメロン味。つぎにカニ弁当を買いました。これは行きの電車で食べるつもり。さあ、これから室蘭に向かうぞ!
はじめてのJR北海道新千歳空港→南千歳→東室蘭。窓から見える景色もすご〜く広い!遠くまで景色が広がっています。お山もたくさん見えます。とうきび畑もいっぱい。牧場もいっぱい。お馬さんの姿も。途中から、海も見え始めました。きれいな水平線が広がっています。とくに今日は好天にも恵まれていたので、なおさら景色が美しく見えました。そして、東室蘭駅に12時ごろ到着。
はじめての東室蘭。「なっちの育ったところ=室蘭」っていうのは有名ですが、写真集やDVDを見ると、東室蘭駅の駅舎やホームが確認できます。なっちはこのあたりをよく歩いてたんだなぁ・・・そんな感慨をおぼえながら、西出口から先をてくてく歩いて行きました。まずは最初の目的地「味の大王なかじま店」に。カウンター席のあさみんシートを陣取ろうとしたが、テーブル席の近くになっちやあさみんのポスターやサインがたくさん飾られていたので、そこを陣取ることに。私はカレーなっち、相方ちゃんはしょうゆなっちを注文。お店の人からなっちブックを受け取る。1ページ分いっぱい、メッセージを綴りました(そのうち、公式サイトにアップされると思います)。ほどなく、注文してたラーメンがテーブルに。お店の人が「ここに来るのは、初めてですか?」「写真は、遠慮なくとっていいですからね」親切に声をかけていただきました。いよいよ、カレーなっちを口にする。カレーとバターの味がマッチしていて、麺もコーンもたっぷり。量的にも味的にもボリューム満点です。食べ終わったところで、お店の人にマジックを貸してもらって、お店の入り口に落書きもといメッセージを。私たちが初めて北海道に来たということを話すと、観光の名所やその行きかたを詳しく教えていただきました。とくに、なっちの写真集や雑誌の写真の風景にも話は及んで、一般人の私にそこまで言ってもいいの!?ってなことまで教えていただき、逆に私のほうが面食らいました。「なっちのファンなら、ここはおさえておかないと・・・・」敢えて私のほうから質問はせず(どこまで聞いていいかわかりかねるので)一方的に情報を提供してもらっただけでしたが、かなり収穫を得ました。店長はいいひと。お話は面白いし、ラーメンもうまいし、絶対にまた来ようと思いました。今日は時間がなくて姉妹ボックス内のグッズ等はチェックできませんでしたが、次回はぜひチェックしたい。そして、あさみんシートを陣取って食べてみたい。マジでまた来たい。カレーなっち最高!
にしても、私はなるべく普通の一般客を装って、ひっそり来たつもりだったのだが、まさかこういうことになるとは・・・・・
「わざわざ東室蘭駅で下車して、20分も歩いて、この店を選んで来て、カレーなっちを注文してる時点で、なちヲタだってバレバレ」(by相方ちゃん)
ごもっとも。
お腹もいっぱいになったところで、東室蘭駅周辺の観光を開始。限られた時間の中で、めいっぱい自分の足で歩いてみることにしました。道南バスのターミナルや2丁目公園、セイコーマート、鷲別駅などなど。まったくもって普通のまちなみ。ひたすら歩きました。とにかく歩きました。すると、小学校の方向から、普通に小学生が下校する姿が。北海道ではすでに新学期が始まってるんですね。私たちとの習慣の違いを実感しました。海側近くに行くと、美しい海が目の前に広がっています。水平線がきれい!それにしても、北海道は広い。室蘭は広い。ただでさえ広いうえに、時間が限られていたので、見たかったポイントすべては網羅できませんでした。っていうか無理。タイムアップ。それだけに、まったりと歩きながらも、時間をある意味(?)有意義に費やすことができました。「ラーメン専門店なかよし中島店」であっさり塩ラーメンを食べて、宿泊先の最寄り駅、室蘭駅へ。
はじめての室蘭駅。ホテルに直行しチェックイン。夕日(日の入り)と白鳥大橋が見える祝津展望台に行くために、タクシーをつかまえた。このタクシーの運ちゃん、かなりおおらかっていうかてきとうな人なのだ。「祝津展望台に行きたいです」って言ってるのに、最初に連れてってもらったのは、全然ちがうとこ。アレ?事前に調べたのと違う・・・・・看板を見ると、そこは「絵鞆展望台」。運ちゃんに、再度「水族館のそばの、祝津公園にある祝津展望台です」と言い、ふたたびタクシーで移動。着いたところは、長い階段の前。この階段の上にあるよ、と言われ、タクシーは去っていった。その長い長い階段を上がったあげく、辿り着いたのは「白鳥大橋展望台」。もうタクシーは頼りにしない。地図を見ながら、そこから祝津展望台まで歩いて行くことに。とにかく歩いた。上り坂もあったが、くじけず歩いた。くじけそうになったが、そのとき目の前に・・・・・「キタキツネだ!」かわいいキツネさんが、こっちを向いている。しっぽが大きい。かわいい。心が洗われ、癒されました。そして、歩きまくったあげくに、やっと、本物の「祝津展望台」が。ここからは、白鳥大橋、日の入りの方角の水平線、室蘭のまちなみが一望できます。これが見たかったんです。苦労して歩いた甲斐がありました。
それにしても、さっきのタクシーの運ちゃん、ほんとうにてきとうです。というか、室蘭のひとって、いい意味でも悪い意味でもおおらかです。それでいて、何だか憎めない。私たち関西系のひとたちみたいに、せわしいところがないんですよね。ゆったりしてる。こまかいことは気にしない。誰かさんが○か×で答えなさいって言ってるのに△で答えてしまうのもわかる気がします(笑)
夜は少し時間があったので、再び東室蘭に。昼間に網羅できなかったイタンキ浜へ。かなりわかりにくい場所にありましたが、時間をかけてやっと発見。夜の海も素敵ですが、やはりここの海の魅力は水平線。また天気がいい昼間に、訪れてみたいです。帰りがけ、普通に部活帰りしている高校生がたくさん。高校ももう新学期なのね。夏はもう終わり。
ホテルに帰り、夜食にやきそば弁当(以前、ふじもっちゃんがテレビで紹介してくれたカップ麺)を食して就寝。明日は朝が早いのだ。