室蘭→札幌

はじめての、北海道で迎える朝。午前3時半起床。4時ごろホテルを出発。地球岬に向かって歩きました。ひたすら歩きました。朝なだけあって、すずしいです。ていうか寒い。室蘭の住宅街を経由。ところどころ部屋の電気がついていたのは、オリンピックをずっと見ていたからだと思われます(スミマセン、私は旅行中は五輪ほとんどチェックしてません・・・・・)。どこからともなくコケコッコーの泣き声が。どこかのお家が普通に飼っているらしい。カモメもたくさん。キューキュー(キャーキャー?)と、とにかくでかい鳴き声をあげています。空が真っ暗だったのが、だんだん明るくなっていくのがわかります。今日の日の出は5時ごろ。時間が近づくにつれ、景色がだんだん見やすくなってきます。5時ごろ地球岬にたどり着くも、雲が多いため日の出は見えず。しかし、ここから見ると、水平線が周囲ほぼ180度見ることができるんですよ。地球が丸いってことが、改めて実感できます。これが見たかったんです。それにしても、寒い。ていうか風が強い。半袖だとなおさら。他の観光客は、普通に長袖着てるみたい。北海道を侮ってはいけない。寒さに震えながら、タクシーでホテルに戻ったあと、バイキングの朝食を済ませて、今日はこれから札幌へ。特急すずらんで、室蘭駅から移動。
はじめての札幌。宿泊先のホテルに荷物を預けて、タクシーで札幌ドームまで。このタクシーの運転手さんも、野球好きらしい。西武戦やダイエー戦だと札幌ドームにはお客さんが2万人ほど入るんですよ(参考:東京ドーム時代は約1万人くらい)とか、人気選手は新庄や小笠原だとか、ファイターズがやって来て北海道が活性化するので嬉しい、などなど、北海道人の視点からみたプロ野球の話を聞くことができました。意外と、北海道日本ハムファイターズは、北海道に根付いているようです。このお話は貴重でした。いいお話を聞かせてもらい、いい気分になりながら、札幌ドームに到着。入場前の列には、ファイターズファンが目立つのは当然ですが、なぜか、背番号1(新庄)や背番号2(小笠原)のユニフォーム(Tシャツ)ばかり。その中で、5番(セギノール)のユニフォームを着ていた人、いいセンスしてる!さあ、入場だ。
はじめての札幌ドーム。なんか、コンサート会場みたい。Yahoo!BBスタジアムとは違った意味で、こぎれいです。Yahoo!BBみたいにDJがありますが、Yahooほどアメリカかぶれになってなくて、好感が持てます。さっそく「ファイターズ弁当」を購入、具も豊富で美味しかったです。メンバー発表。ガッツ、金子をベンチ入りさせてるハムに対し、ヨシトモ、村松がまだいないBW。後日情報によると、2人とも五輪中の怪我でまだ出られないらしい。ブラウンの故障がまだ癒えず、いまだに肥田-早川-平野と、名前だけ見たらウエスタン並の外野陣。っていうか、スタメン1−9すべてウエスタンっぽい。スタンドに目をやると、明らかに東京ドーム時代より客が多いホーム外野席(これは運ちゃんに聞いたとおり)、応援風景もとても楽しそう、盛り上がりは、甲子園のタイガースファン並みです。一方、週末とは思えないほどガラガラなビジター外野席。試合開始になっても、まったくお客さんが増えず。でも、これがブルーウェーブの実態なんですよね。でも、少ないながらもファンは熱いですよ。こんなチーム(?)を、わざわざ球場に来てまで応援してるんですから。札幌ドームの試合中の演出、ファイターズファンにはなかなか好評なようで、浸透してます。それと、このカード、試合時間が日常的に長いんですよね。今日も約4時間もかかりました。しかし、逆転劇もあり、BWがいつもと違って(?)投打が噛みあっていて、面白い試合でした。オリックスが目の前で勝ってるの久しぶりに見た。試合内容については割愛させていただきますが、今シーズンでいちばんいい内容だったと思います。とくに、外野陣が良かったです。途中出場の迎、相川も良い。谷や村松がいなくても大丈夫そうです。いい思い出作りができたところで、ホテルに戻る。
はじめてのジンギスカン。ひたすら食べまくりました。とにかく美味かった。それ以外書くことなし。腹を満たしたところで、地下鉄で澄川まで。
はじめてのナイトイン紺野。店内に足を踏み入れると、マスターが普通に「いらっしゃいませ」と声をかけてくださった。内装はまるっきり普通のバーです。カウンターには常連客が陣取っていたので、テーブル席に。私はカシスオレンジを注文。相方ちゃんと、まったりと時間を過ごしました。途中、マスター手作りの一品(ナスとお肉の炒め物)をいただく。美味かったです。時間が経つにつれ、お客さんが増え、テーブル席もほぼ埋まる。1時間ほど経過したところで、つぎのスケジュールもあるので、清算。「すみませんね、せっかく来ていただいたのに、お話もできないで・・・」とマスター。いえいえ。確かに今日は常連客が多かったんで、なかなか交流する時間がつくれなかったんですよね。あまりに早く帰るので、気にしてしまったのかも知れません。だとしたら、申し訳ない。清算のとき、カウンターにこんこんの写真等を数枚発見、やはり何もないわけはありませんでした。帰り際、マスターから直々に声をかけていただいた。「どこからお越しで?」「ファンの方がよく来てくれるんですよ」どうやら、私が娘。ファンということは、薄々気がついていたみたいです。重ね重ね「すみません、ゆっくりお話できないで・・・」と言ってくださいましたが、こちらこそ早く帰ってすみません。心地良い時間を過ごすことはできましたよ。また必ず来ます、今度は時間をとってゆっくりと。こんこん父は本当にいいひとでした。
そのあと、ホテル側のスパで入浴後、就寝。