“大阪近鉄”?“オリックス”?大村の「見返り」は、どっちだ。

大村直之外野手は、2004年は“大阪近鉄バファローズ”の選手でした。
そして、2004年11月5日に“大阪近鉄バファローズの選手”として「FA宣言」しました。
その大阪近鉄バファローズは、11月30日に消滅しました。
福岡ソフトバンクホークスとは、2005年1月11日に、契約を結びました。



確かに、大阪近鉄バファローズは、オリックスブルーウェーブと「合併」しましたが、
大村とオリックスとは、何の接点もありません。
大村をここまで育てたのは、近鉄でありオリックスではありません。
そもそも、オリックスバファローズが始まった時点で、大村は最初からいなかったんですから、
大村がいなくなった分を「補う」というのも、変な話です。
だから、人的補償オリックスが得るというのも、本当はおかしい話なんですけどね。
チームがなくなったとはいえ、ここまで大村を育ててくれたのは、近鉄です。
近鉄に対して、「ここまで育ててくれてありがとう。大切に使います」という意味で、
「金銭補償」は大阪近鉄が得るべきだと、私は思うんですが、どうでしょう?